新事業「ソリューション共創」
2025-09-01 13:15:01

クロスフィールズが新たに立ち上げた「ソリューション共創事業」の全貌

クロスフィールズが新たに立ち上げた「ソリューション共創事業」の全貌



NPO法人クロスフィールズは、東京都品川区に本拠を置く非営利組織で、創業以来「社会課題の解決」を使命として様々な活動を行なってきました。この度、同法人が新たに「ソリューション共創事業」を2025年6月に立ち上げることを発表しました。この新事業は、異なる分野を結びつけ、社会が直面する課題に対する解決策を共に創出することを目指しています。

この新たな試みにより、クロスフィールズは「社会課題が解決され続ける世界」というビジョンの実現を加速することを意図しています。この流れを受けて、2023年9月12日にオンラインイベントを開催し、「社会課題解決型ビジネスの極意」を探ることが予定されています。参加無料のこのイベントでは、キリンHDの西前純子氏とSagriの坪井俊輔氏がゲストスピーカーとして登壇し、自身の経験に基づいたビジネスの進め方について語ります。

参加型プログラムと社会的貢献



「ソリューション共創事業」の中心となる「Social Innovation Mission」は、2026年2月にインドネシアで開催されることが決定しており、スタートアップやNPO向けには参加費用を補助する特別枠が設けられています。このプログラムでは、参加者たちが異なるフィールドのアクターと連携しながら、社会課題に取り組むソリューションを共創していきます。これによって、さらなるイノベーションが実現することが期待されています。

クロスフィールズは、2011年に創設されて以来、留職やフィールドスタディを通じてビジネスパーソンと社会課題の現場を繋いできました。その実績に基づき、今年から新たに「参加型プログラム」も設置し、志を同じくする多様なアクターとの協力を促進します。

過去の成功事例と新たな挑戦



「Social Innovation Mission」プログラムは、これまで大企業や官公庁、スタートアップ、NPOと共同で進められ、様々な成功事例も生まれています。特に、企業参加者による新規事業コンペでの勝利や、スタートアップと新興国の企業とのコラボレーションが解決型ビジネスの立ち上げに繋がっています。

さらに、クロスフィールズは特定のテーマに関連する複数のNPOと企業を繋げる「Social Impact Co-creation Lab」というプラットフォームの設立も目指しており、さまざまなアプローチで社会課題解決に貢献しています。

事業責任者の想い



この新事業の責任者である田熊彩子氏は、外資系戦略コンサルタントとしてのキャリアを経て2021年にクロスフィールズに加わり、最近は企業向けのプログラムを担当してきました。田熊氏は、この新しい挑戦について、「ビジネスとソーシャルを繋ぐクロスフィールズの強みを活かし、さらに社会課題の解決へとシフトしていく」と語っています。

このように「ソリューション共創事業」を通じて、クロスフィールズは社会課題に取り組む活動を加速させ、未来の課題に備えた持続的な解決策を模索していくことになります。これにより、ただ単に課題を解決するのではなく、持続的に解決し続ける体制を築くことが期待されています。

参加方法と今後の展望



特に、9月12日のオンラインイベントは参加費が無料で、入退場も自由ですので、興味のある方はぜひ申し込んでみてください。また、インドネシアの「Social Innovation Mission」の参加者募集も開始しており、スタートアップやNPO向けの特別枠も設けられています。

今後のクロスフィールズの活動によって、ソーシャル、ビジネス、アカデミアといった多様な分野が連携し、これまで解決が難しかった社会課題がより良い形で解決されていくことが期待されます。この取り組みを通じて、多様な視点を持った人々の協力が促進され、より良い未来の実現に向けて新たな一歩が踏み出されることでしょう。


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会社情報

会社名
NPO法人クロスフィールズ
住所
東京都品川区西五反田3-8-3町原ビル4F
電話番号
03-6417-4804

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