JOUR5月号、豪華執筆陣のフィナーレ
漫画誌「JOUR」の5月号が4月2日に発売されます。この号は特に特別なもので、創刊40年目を迎えた記念企画の一環として展開された「“#(ハッシュタグ)”アンソロジー」の最後の章を飾ります。
豪華執筆陣による特別な作品
今回のフィナーレを飾るのは、ベテラン作家のもんでんあきこ先生と、若手気鋭の天野しゅにんた先生。もんでん先生は、彼女の代表作『エロスの種子』で知られる心理描写に優れた作家であり、天野先生は『愛されてもいいんだよ』でレズ風俗をテーマにした作品で注目を集めています。彼らの新作は「#カワイイ死ね」というテーマの下に、異なる視点から描かれています。
「#カワイイ死ね #極北で笑う」
もんでんあきこ先生の作品では、北海道を舞台にしたストーリーが展開されます。バイクで駆け抜ける比呂子が、ガンによる余命宣告を受けた際に、自身の人生を見つめ直す姿が描かれ、私たちに深い感慨を与えます。
「#カワイイ死ね #ムスメとワタシの勝ち組遺伝子」
一方、天野しゅにんた先生の作品は、アイドルオーディションを背景にした母娘の物語です。母から受け継いだ「可愛さ」が娘を次第に追い詰めていくというシリアスなテーマが織り交ぜられており、現代社会の厳しさを浮き彫りにしています。
連載10周年を迎える『グランマの憂鬱』
また、今号では高口里純先生の『グランマの憂鬱』が連載10周年を迎え、表紙と巻頭カラーで華やかに登場します。記憶喪失になったグランマの葛藤と、その孫との愛情溢れるエピソードが展開されるストーリーは、多くの読者の心を掴むことでしょう。すべての世代が楽しめる爽快感あふれるヒューマンドラマが展開されます。
電子コミックスも続々刊行中
さらに、本アンソロジーからテーマごとにまとめた電子コミックス「#アンソロジー」シリーズが、4ヵ月にわたって刊行予定です。4月2日には「#異世界オバサン #アンソロジー:2」が配信開始されるので、こちらも楽しみにしたいところです。
最後に
この特別号は、40年の歴史を持つ「JOUR」の新たまた新章のスタートを感じさせる内容となっています。興味深いストーリーや多様な視点が満載のJOUR5月号、ぜひ手に取ってお楽しみください!