宮島の新商品「もみじの出逢い」で再上昇を目指す
新型コロナウイルスの影響で、観光名所の一つである宮島は大きな打撃を受けています。2020年春、売上は前年対比で3月に50%以上、4月と5月には90%以上もの落ち込みを記録しました。厳しい経営状況を受け、新しい観光地の形を模索する中で、地元企業が新たな商品を開発するという挑戦に乗り出しました。
「もみじの出逢い」誕生の背景
宮島の魅力を再発見するため、企業の強みを活かし、新商品開発が行われました。観光客にとっての満足度の高い食べ物として「牡蠣」と「もみじ饅頭」が挙げられます。この二つの名物が共演することを模索した結果、冗談のようなアイデアが浮かび上がりました。それが「もみじ饅頭の生地だけを味わう」という新しいスタイルの提案、「もみじの出逢い」です。
この新商品は、瀬戸内の藻塩とオーガニックレモンを隠し味として加えた独特の風味が特徴です。具材と生地を分けることで、さまざまな食シーンでの楽しみ方が広がります。この斬新なスタイルは、来訪者にとって新たな食の出逢いを提案するものとなっています。
特別イベントのお披露目会
「もみじの出逢い」のお披露目会は、2020年8月15日、16日、そして22日の3日間にわたり開催されます。これに併せて、宮島に伝わる文化のひとつ「厳島管絃祭」をテーマにした展示会も行われる予定です。観光客が宮島の魅力を再発見し、楽しむ機会を提供することを目的としています。
お披露目会では、参加者が実際に新商品の試食を楽しみ、その背後にあるストーリーや文化を感じることができます。特別イベントでは地元の伝統芸能や音楽のパフォーマンスも行われ、宮島の文化と新しい食のスタイルが融合する場となることを目指します。
クラウドファンディングの取り組み
この新商品とお披露目会の参加券は、クラウドファンディングを通じて販売されています。市民の熱意や関心が集まる中、地域活性化に向けた新しい取り組みとして注目されています。クラウドファンディングのリンクも公開されており、誰でもプロジェクトのサポートや参加が可能です。
こちらから参加してみませんか?
コロナ禍で苦しい状況の中、宮島がどのようにして新しい魅力を創出し、観光地としての復活を目指しているのか、その取り組みを見逃さないでください。地域の未来を担う新しい試み、ぜひ一緒に応援しましょう。