ATWASが描く幻想の世界、カンボジアでのウォータープロジェクションイベント

ATWASが描く幻想の水の世界

アーティストチーム「ATWAS（アトワズ）」が、国外進出に向けてカンボジアの名所アンコールワットで音と光の壮大な演出を行います。2016年のクメールお正月（ソンクラーン）に併せて開催されるこのイベントでは、ATWASが日本のテクノロジーを駆使し、歴史的な景観を称える作品を映し出します。

クメールお正月にまつわる大イベント

クメールお正月は、カンボジアで一年間に3回ある祝祭の中でも特に重要なイベントです。ATWASはこの特別な時期に、カンボジア青年連合の主催で行われる王国の一大イベントに日本を代表して参加します。この取り組みは、カンボジアと日本の文化交流を促進する機会となり、両国の友好を深める重要な一歩となるでしょう。

新しい技術の融合

ATWASが使用するのは、最新の水噴霧技術によって生成される「ウォータースクリーン」。そのサイズは幅21メートル、高さ11メートル。幻想的な映像が水の幕を背景に次々と映し出され、観衆を魅了します。さらに、独自に制作された映像作品や、過去の力作も合わせて上映される予定です。

特別なプロジェクト

今回のプロジェクトは、アンコールワットのレリーフからインスピレーションを受けた特別な映像作品を含むものです。この作品は、カンボジアの伝統的な文化と、日本の先端技術が融合したものとして、多くの人々に新たな体験を提供することでしょう。このイベントにより、カンボジアの文化の魅力を多くの人に知ってもらうことが、その目的となります。

文化的な絆を隣国と共に

日本の大使館もこのイベントを支持しており、日カンボジア絆増進事業の一環として承認を受けています。また、カンボジアにおけるアーティストチームATWASの活動は、両国の文化的絆を強化するための重要なプラットフォームとなっています。

ATWASの作品は、常に新しい発想と多様な表現が融合しているため、その活動は広く注目を集めています。音響、舞台美術、彫刻、衣装など、さまざまな要素がボーダーレスに絡み合い、観客に深い感動を与えています。