MayaでのglTF2.0
2018-10-25 11:50:47

MayaからのglTF2.0エクスポートが進化!アニメーション対応プラグイン登場

3D制作の必須ツール、Mayaからのエクスポートが進化



3D制作ソフトウェア市場で高い人気を誇るオートデスク社のMayaが、さらに便利に進化しました。株式会社カシカが開発した新しいプラグインにより、MayaからglTF2.0形式のファイルを簡単にエクスポートできるようになりました。

glTFファイル形式の重要性


最近、3Dデータをウェブ上で表示するためのファイル形式として、glTF(GL Transmission Format)が特に注目されています。このフォーマットは、Khronos Groupによって提唱され、効率的に3Dモデルをブラウザで表示するための汎用形式です。これにより、データの軽量化や表示速度の向上が図れるため、華やかなビジュアル表現が可能になります。

プラグインの新機能


この度のプラグインは、これまでの静的な3Dモデルデータだけでなく、キャラクターアニメーションにも対応しました。これにより、Mayaユーザーは自分の制作したアニメーションを手軽にエクスポートし、さまざまなプラットフォームで利用できるようになります。制作の現場では、表現力や訴求力が求められる中、アニメーションデータの対応は大きな利点となるでしょう。

Kashika Spaceとの連携


さらに、カシカが今後リリースを予定している「Kashika Space」との連携が期待されています。このWebベースのビューワーでは、ユーザーが生成した3DグラフィックスをURLで共有することができ、PCやスマートフォンでもスムーズに表示されるため、手軽にアプリを開発する必要がありません。高精細なグラフィックを圧縮技術と組み合わせることにより、待機時間なしでスムーズに表示可能な環境を提供します。

VRM形式への対応計画


今後の展望として、Vtuber市場が活性化する中、カシカはVRM形式への対応にも取り組んでおり、これによりMayaで制作したキャラクタモデルを手軽にエクスポートできるようになる予定です。VRM形式は、Vtuber向けのオリジナルキャラクター制作に特化したフォーマットで、多くのクリエイターにとって待望の機能となることでしょう。

オープンソースでの提供


このglTF ExporterプラグインはMITライセンスの下、オープンソースとしてGitHubで公開されています。これは多くの開発者が自由に利用し、改良できることを意味しており、今後の進化に期待が寄せられています。興味のある方は、こちらのリンクをチェックしてください。

会社概要


株式会社カシカは2017年に設立され、東京都渋谷区に本社を構えています。カシカは革新的な技術を駆使し、クリエイティブな業界の進展に寄与することを目指しています。詳細については、公式サイトをご覧ください。

新たな技術と便利なツールが揃った今、3D制作の現場ではますます多彩な表現が可能になることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社カシカ
住所
東京都渋谷区宇田川町36-1山和渋谷ビル7F
電話番号

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