日本女子大学全国1位
2025-12-11 11:58:12

日本女子大学が繊維製品品質管理士試験で2年連続全国1位に!

日本女子大学が繊維製品品質管理士試験で2年連続全国1位



東京都文京区に位置する日本女子大学は、2025年度の繊維製品品質管理士試験で、家政学部被服学科の学生11名が合格し、大学別合格者数で全国1位を獲得しました。これは、2024年度の試験でも同様に8名の合格者を輩出したことに続く、嬉しい成果です。

繊維製品品質管理士試験とは?



この試験は、繊維やファッション業界で必要な専門知識と応用力を測るものであり、特にアパレル業界での実務経験が重視される厳格な試験です。今年の出願者数は1,456名で、その中で合格したのは226名、合格率はわずか15.5%です。この中で大学生・大学院生の合格者が27名おり、そのうち11名が本学の学生であったことは非常に顕著な成果です。

教育体制の強化



日本女子大学の家政学部被服学科では、TES試験に向けた準備として、専門的な授業を提供することに加え、実務の知識が不足している学生に向けて、学内の生涯学習センターで受験対策講座を開講しています。このようなサポート体制が整っていることが、今回の成功につながったと言えるでしょう。

合格した学生には、特別なオリジナル賞状が授与され、彼らの努力が認められました。ちょうど写真の中央には榎本学科長が写っています。

繊維製品品質管理士の役割



繊維製品品質管理士は、製品の企画から流通、販売に至るまで多岐にわたる分野で活躍する専門家です。彼らは消費者が求める品質に応え、製品の性能や品質を向上させるために各業種間をつなぐ大事な役割を果たしています。有資格者は、ファッション業界の企業から行政機関まで、多様な場所でそのスキルを活かしています。

榎本教授のコメント



家政学部被服学科の榎本一郎教授は、「当学科は衣料管理士(TA)の養成大学として認められており、社会人が多数受験するTES試験に挑戦できる環境を提供しています。今年の試験の厳しさを考えると、11名が合格したことは本当に誇らしいことです」と述べました。合格できなかった学生でも、今後の専門教育に期待が高まります。

将来のビジョン



さらに日本女子大学では、2028年度にファッションデザイン学部の設立を計画しています。このプログラムでは、持続可能な社会の実現を目指し、ファッションやデザインに関する知識を身につけるとともに、国際的な視野を持つ人材の育成を考えています。

このように、日本女子大学は変化する社会に対応するため、継続的に新しい学部の設立を視野に入れ、更なる大学改革を進めています。これからも多くの才能を輩出し、未来のファッション業界をリードし続けることが期待されています。


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会社情報

会社名
学校法人 日本女子大学
住所
東京都文京区目白台2-8-1
電話番号
03-3943-3131

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