相川七瀬、30周年ツアー最終公演の熱狂をCSで独占放送！

相川七瀬、30周年を迎えたロックの女王

2025年10月12日、相川七瀬の渾身のライブがCS放送「歌謡ポップスチャンネル」で初めて独占放送される。このライブは、8月30日（土）に東京のZepp DiverCity TOKYOで行われた『ROCK KINGDOM TOUR 2025』の最終公演の模様を収めたものであり、同公演はデビュー30周年を迎えた相川にとって特別な意味を持つものとなった。

ツアーのスタートとファイナル公演の盛り上がり

相川七瀬は、1995年に「夢見る少女じゃいられない」で鮮烈なデビューを飾り、以来、数々のヒット曲を生み出してきた。今年の30周年に際し、全国コンサートツアー『相川七瀬 ROCK KINGDOM TOUR 2025』が7月21日にスタートした。最終公演では、多くのファンが彼女の音楽を楽しむために集まり、その期待感は会場全体に満ち溢れていた。

このツアーでは、彼女の音楽活動を長年にわたり支えてきたプロデューサーの織田哲郎がギタリストとして参加し、さらに世界的ギタリスト・マーティ・フリードマンも特別出演する豪華なラインナップとなった。

視覚と聴覚で楽しむ圧巻のパフォーマンス

オープニングでは真紅の衣装を身にまとった相川が登場し、観客を沸かせる。1曲目の「トラブルメイカー」では、観客と一体となって拳を振り上げ、熱狂的な声援が飛び交った。その後、織田哲郎が歌い出し、会場はさらなる熱気に包まれた。

続く「ダリア-She Knows Love-」では、マーティ・フリードマンのギターソロも交え、相川とともに背中合わせでのパフォーマンスが繰り広げられた。これは観客にとっても記憶に残る瞬間であった。相川は「帰ってきましたー！東京ー！」と、ファイナル公演に懐かしさと歓びを表現し、25周年ツアーの際の声出し制限からのリベンジも示唆した。

「30年分のありったけを詰め込んでお届けします！」という力強い言葉通り、ヒット曲が次々と披露され、観客も盛大なコール＆レスポンスで応え、感動の渦が広がった。特にバラードコーナーでは、織田のアコースティック・ギターにのせて歌われた「a piece of memory」では、相川の繊細なヴォーカルに観客は魅了された。

特別な瞬間とサプライズ

ステージ後半には、横浜DeNAベイスターズの熱烈なファンである相川が、自ら作詞した「Blue Star」をユニフォーム姿で披露し、会場は一体感に包まれた。続いての「Sweet Emotion」では、観客がタオルを振り回し、全員が盛り上がる様子が印象的だった。更に「夢見る少女じゃいられない」や「恋心」、「彼女と私の事情」などのヒットナンバーが続き、特にロックビートに乗せた力強いパフォーマンスは圧巻だった。

アンコールでは、30周年を記念した最新曲「ワッショイ！」が披露され、相川は夏らしい浴衣姿で登場。そこには、相川の長男と次男も参加し、盆踊りダンスを見せるサプライズも用意されており、笑顔を引き出す盛り上がりを見せた。

放送情報と関連番組

この模様は、10月12日（日）の20時から「歌謡ポップスチャンネル」で独占放送される予定だ。また、10月11日（土）には相川七瀬のメモリアルライブも放送される。1997年の日本武道館での公演や、2015年のデビュー20周年を記念したライブが収録されており、相川のキャリアを振り返る貴重な内容となっている。

相川七瀬の30周年という節目にふさわしいロックなステージを、ぜひ見逃さないでほしい！

文＝馬飼野元宏