新シリーズ『イーゼルの上の音楽』がついに配信開始!
人気作曲家、石塚玲依が手掛けた新たな音楽シリーズ、『イーゼルの上の音楽』が本日より配信が始まりました。この新シリーズは、音楽レーベル「DICT Records」によるもので、隔週で新曲が登場します。独自のアプローチで音楽を提供するこのシリーズ、どのような魅力を持っているのでしょうか。
DICT Recordsの背景
「イーゼルの上の音楽」は、株式会社Virgoが運営する音楽レーベル「DICT Records」による新たな試みの一環です。このレーベルは、web3/DAOを活用した共創イノベーションを目的とするコミュニティ「DICT Music DAO」に基づいています。ここでは、作曲家や演奏家、デザイナー、リスナーが参加し、音楽制作やその利用を共有する場が提供されています。これにより、クリエイターたちがより良い環境で自立的に活動できることを目指しています。
新シリーズのクリエイティブな内容
本シリーズの中核を成すのは、産業を越えた多様なアーティストたちの共創によって生まれる作品です。作曲は、石塚玲依氏が手掛け、ジャケットアートはイラストレーターの熊谷ゆ~ほ氏が担当しています。音楽とアートが交わることで、視覚と聴覚を同時に貫く新たな体験が生まれます。このように、各アーティストが様々な要素で相互作用しながら作品を創り上げる様子は、まさにクリエイティブなサンドボックスであると言えます。
リリースのスケジュールと形式
新シリーズ『イーゼルの上の音楽』は、特定の形式に拘らない柔軟なアプローチが特徴です。作品はピアノソロを基盤に、金曜日に新たな楽曲が次々と配信されます。最初の楽曲である『日時計(イーゼルの上の音楽より)』は、すでに各種音楽配信サービスで入手可能です。続く楽曲も予定通りにリリースされる予定ですが、制作およびリリースの状況次第では、中断する可能性もあるため、ファンの皆さんにはお知らせをお待ちいただく必要があります。
初回リリースの楽曲一覧
1.
7月26日: 『日時計(イーゼルの上の音楽より)』
2.
8月9日: 『水たまりを跨ぐ猫(イーゼルの上の音楽より)』
3.
8月23日: 『深層の魚群(イーゼルの上の音楽より)』
4.
9月6日: 『ヘイロー(イーゼルの上の音楽より)』
5.
9月20日: 『ノクチルカ(イーゼルの上の音楽より)』
このシリーズは、音楽が持つ多様な表現を追求する試みとして、作曲家の石塚玲依氏のセンスが活きた作品が続々と登場します。彼は、各楽曲が持つ独自の絵画的要素を引き立て、聴く者に新たな体験を提供することを心がけているという。
石塚玲依の音楽テーマ
石塚氏はこのシリーズを「自由度の高い音楽の集まり」と捉えています。彼が描く楽曲は、絵画と同じく、異なる解釈や體験を与えうる多様な表現が含まれています。特に彼が触れたムソルグスキーの『展覧会の絵』のような、聴く人が自分の展覧会を創ったかのように、演奏者が自由に組み合わせていける楽しさを目指しています。
アートワークに込める思い
ジャケットデザインを手掛けた熊谷ゆ〜ほ氏は、楽曲と共にあるイーゼルの存在感を強調するために、キュビズムの要素を取り入れました。彼は、楽曲の聴きどころを形にし、作品全体を通じて得られる色や温度感も表現する試みをしています。
今後の展望
この新しい試みは、今後の創造的な活動の一部として、さまざまな形で発展していくと期待されています。音楽とアートの相互作用を探るこのプロジェクトから、どんな新たな才能や作品が生まれるのか、楽しみが尽きないことでしょう。