京都 蔦屋書店にて谷本真理の作品展「ぶつ切り、潜水」開催
2025年1月10日(金)から2月3日(月)まで、京都市下京区の京都 蔦屋書店6Fアートスクエアにて、アーティスト谷本真理の作品展「ぶつ切り、潜水」が行われます。この展覧会では、谷本の独特な視点で表現された彫刻や陶芸、絵画作品が約30点展示されます。
アーティスト谷本真理の思考と制作
谷本真理は、具象的なイメージや日常の場面を取り入れたアート作品を制作していますが、その魅力は偶然性に満ちた表現にあります。彼女は、釉薬や絵の具の反応から生まれる多様な質感や色の変化を楽しみながら、作品に情熱を注ぎ続けています。
「ぶつ切り、潜水」の意味
本展のタイトル「ぶつ切り、潜水」は、谷本自身の思考のリズムや制作時の感覚を表しています。彼女は、作品を作る過程で現れる自らの思考のパターンを探求し、そこからインスピレーションを得て新しい作品を生み出します。「ぶつ切り」という言葉は、思考が一度に一つの大きな塊として浮かび上がることを示し、まるで前触れもなく現れる被写体やアイデアの断片を象徴しています。
展示内容
谷本は、新作として化粧土を使った作品を発表します。この化粧土は、成形に使われる土とは異なる特性を持ち、白土で化粧が施されることで独自の表情を生み出します。それによって、陶器の表面には異なる質感が生まれ、観る者の目を引きつける作品となっています。
展示される作品は、手のひらサイズのものから、高さ約60cmの大型作品まで、様々なサイズと形状の作品がそろい、観る楽しみを提供します。
作品の販売について
展示される作品は、会場にて1月10日(金)午前10時から販売が開始されます。また、アートのECプラットフォーム「OIL by 美術手帖」でも、1月15日(水)から2月3日(月)までの期間中に販売が行われます。
京都 蔦屋書店の魅力
京都 蔦屋書店は、京都髙島屋S.C.の5階と6階に位置し、アートと文化が共振する特別な場所です。約6万冊の書籍を取り扱うだけでなく、現代アートを展示するスペースが充実しており、訪れる人々にアートを身近に感じてもらうことを目指しています。シェアラウンジでは、カフェやイベントスペースも併設され、居心地の良い空間を提供しています。
終わりに
谷本真理の作品展「ぶつ切り、潜水」は、彼女の独自の視点と感性が凝縮された作品の数々を楽しむ貴重な機会です。入場無料で、アートに興味のある方や、日常の喧騒を忘れたい方はぜひ足を運んでみてください。心温まるアートとの出会いを楽しめることでしょう。