ELNETが新たにスタートした複製許諾代行サービス『ELDCS』
株式会社エレクトロニック・ライブラリー(通称:ELNET)は、法人向けに新聞記事のクリッピングサービスを提供しており、全国紙はもちろん、47都道府県の地方紙や業界専門紙など合計約100紙をカバーしています。そんなELNETが、2025年4月1日に新たにリリースしたサービスが、新聞記事の複製許諾手続きを一括代行する『ELDCS(ELデータコピーサービス)』です。
新サービス『ELDCS』の利便性
従来、ELNETのクリッピングサービスを通じて出力された記事を複製するためには、各新聞社から個別に許諾を得る必要がありました。しかし、『ELDCS』を利用すれば、複数の新聞社からの記事複製許諾を一括で取得でき、利用者は手間を省いて安心して記事を活用できます。この新サービスの導入により、メール型やFAX型で配信された記事を紙やPDFでコピー・保存し、条件に応じた範囲内での共有が可能になります。
また、記事の利用者にとっては複製した記事を紙での配布やPDFフォルダへのアップロードといった使い方ができ、ビジネスシーンでの有効な情報活用が期待されます。
複製許諾手続きがスムーズに
新サービスでは、見積もりや申し込みも専用フォームからスムーズに行うことができ、見積書の作成から契約手続きまでの流れが非常に効率的になっています。さらに、利用料金についても金額シミュレーターが提供されており、自組織の利用用途に応じた費用感を事前に確認することが可能です。
対象となる新聞媒体
『ELDCS』では、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、産経新聞、東京新聞、日刊工業新聞、電波新聞といった主要な7紙からの複製許諾を対象とし、今後順次拡大していく予定です。また、時事通信社や共同通信社に著作権が帰属する記事も対象になります。これにより、幅広い記事からの情報収集が実現し、情報の選択肢が大きく広がります。
より多様なビジネスシーンに対応
ELNETは、法人向けに提供するクリッピングサービスの強化を図ることで、より多様なビジネスシーンに対応し、企業や官公庁、大学などのニーズに応えることを目指しています。今後も、利用者の要望に応じたサービス改善や、記事取り扱いの拡充が期待されます。
ELNETの歴史と信頼性
設立以来39年を迎える株式会社エレクトロニック・ライブラリーは、新聞・出版各社からの信頼を基に、多くの企業とパートナーシップを築いてきました。また、著作権許諾を得た記事の蓄積は5,000万件を超え、情報の豊富さと精度についても安心して利用できる信頼性があります。
まとめ
新たにリリースされた『ELDCS(ELデータコピーサービス)』は、企業における新聞記事の活用を加速させる画期的なオプションサービスです。これにより、新聞記事を簡単に取得し、ビジネスに活かすことができる環境が整いました。詳しいサービス内容については、ELNETの公式ウェブサイトを確認してください。そして、これからのニュース収集や情報活用がさらにスムーズになることを期待しています。