神戸で味わう！特殊冷凍技術で生まれた新しいかつ丼の具

兵庫県神戸市に本社を構える株式会社吉兵衛が、初の冷凍食品「特殊冷凍かつ丼の具」を販売開始しました。この商品は、家庭で手軽に本格的なかつ丼を味わえるようにと開発されました。

特殊冷凍技術とは？

冷凍食品の常識を覆すこの「特殊冷凍かつ丼の具」は、トンカツと玉子出汁を別々に冷凍するセパレート方式が特徴です。一般的な冷凍かつ丼は、調理時にトンカツが出汁に浸ることで、衣が柔らかくなり、その食感が損なわれることが多いのですが、こちらの商品では衣のサクサク感を残すことが可能です。

簡単調理と廃油処理の手間を省く

家庭での調理が簡単な点も大きな魅力。電子レンジやオーブントースターで手軽に調理できるため、忙しい家庭でも重宝できる選択肢となります。また、揚げ物の調理で発生する廃油の処理や掃除の手間も省けます。この商品を使えば、冷凍庫にストックしておくだけで、いつでも美味しいかつ丼を楽しむことができます。

ご家庭のお好みに合わせた調理

具材を自由に組み合わせることができるため、白ご飯にかけたり、うどんに乗せて楽しんだりと、アレンジが多様です。また、トンカツと出汁の玉子を別々に使うことで、食べる直前の出来立てを感じることができ、食文化が広がります。

1979年から続くこだわりの味

神戸かつ丼吉兵衛の歴史は1979年に始まりました。創業以来、あっさりとした味付けで飽きが来ない玉子とじかつ丼を作り続けています。肩ロースと背ロースの2種類のお肉から選べるのも、吉兵衛の嬉しいポイントです。

新たな挑戦

2010年に法人化した株式会社吉兵衛は、デリバリーや冷凍食品市場の拡大に注目。今回の冷凍かつ丼は、コロナ禍の影響を受け、新しい食の提案として誕生しました。「あの時あの場所で味わった感動の一皿を、もっと身近に」という思いから、特に力を入れているのが特殊冷凍技術です。この技術により、食品の味や食感、そして形をまるで出来立ての状態のままで保存することができます。