秋を楽しむ「オノマトペ」と水族館の新体験
2024年10月25日(金)から、読書の秋に合わせてAOAO SAPPOROでは「秋の、読む水族館」を開催します。このイベントでは、「オノマトペ」と呼ばれる言葉を用いて水生生物の特徴を楽しみながら、観察する新しい体験を提供します。
オノマトペとは?
オノマトペとは、動きや状態を表現する言葉のこと。そのリズミカルな響きから、幅広い年代に親しみやすく、特に子どもたちにも人気です。この言葉がどのように水族館の展示に活用されるのか、具体的に見ていきましょう。
LIBRARY AQUARIUMの新展示
AOAO SAPPOROにある5階の「LIBRARY AQUARIUM」では、オノマトペを用いた観察テーマを盛り込んだ水槽が並びます。特に、新たに加わるテーマ「しましま」は、入った数種類の生物を紹介し、観察の楽しみを倍増させています。
展示生物の中には、ベニワモンヤドカリやカクレクマノミ、ゼブラハゼなどが含まれ、実際の生物の姿を通してその特性を探求します。各水槽には観察ポイントも記されており、来館者は自分のペースで学ぶことができます。
特別企画「文字のしおり」の販売
7月からは「文字のしおり」とのコラボレーションも行っており、3種類のしおりが4階の「ミュージアム・マルシェ」にて販売されます。これらのしおりはこの秋の特別なテーマ「しましま」を反映しており、新たに6種類が登場します。それぞれのしおりは、環境に配慮したデザインでありながら、読書の楽しさを感じさせるアイテムです。
特に、本イベントに関連する47都道府県のしおり「北海道はでっかいどう。」も特別に販売予定です。
水族館での読書週間
生物と書籍のコラボレーションが実現するこの秋、AOAO SAPPOROでは、約50冊の新刊書籍を展示します。「WONDER BOOKS」として知られるこのゾーンは、水族館の一部として生物に関する魅力や知識を提供する場所です。展示される書籍は、生物の名前の由来や特徴など、興味深い情報を深める助けとなります。
特別体験プログラム「しましま」のワンダーツアー
さらに、プレイベントとして10月24日(木)に「しましま」のワンダーツアーも計画されています。このツアーでは、館内の水槽を生物担当のスタッフと一緒に観察し、さまざまな視点から生物の魅力を掘り下げることができます。
参加者は、生物担当スタッフのお勧めの書籍も紹介され、どのように生物を理解し楽しむかを学びつつ、生物への好奇心を掻き立てることができるでしょう。
AOAO SAPPOROとは
AOAO SAPPOROは、2023年7月に開業された札幌市に位置する水族館です。「観察と発見の部屋」として設計されたLIBRARY AQUARIUMは、様々な水生生物を観察しながら、同時に知識を深めることができる貴重なスポットです。10:00〜22:00の営業時間で、交通の便も良く、年中無休とあって多くの方が訪れる場所となっています。
この秋、AOAO SAPPOROでは新たな体験が待っています。家族や友人と共に、魚たちと触れ合いながら、オノマトペの世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。