庭や畑の自然素材で楽しむ！かご作りの魅力を解説

庭や畑の自然素材で楽しいかご作りの提案

2025年9月、グラフィック社から新たに発売される書籍『畑、庭、野山に生える自然素材ではじめてのかご作り自然を編むかご』は、自然素材を使ったかご作りの楽しさと、その魅力を余すところなく伝える一冊です。この本では、庭や畑で手に入る不要なツルや枝、葉を使って、クリエイティブなかごを作る方法を紹介しています。特に、手芸が苦手な方でも取り組めるように、豊富なプロセス写真を使った解説がなされています。

かご作りの魅力

多くの人が庭や畑を持つ中で、剪定や草取りを後回しにしがちですが、これを活用して新しい形に生まれ変わらせるのがこの書籍の目的です。例えば、イモヅルやシュロの葉、さらにはワイヤープランツなど、本書で紹介される素材は、無駄なく使える上に、独特の味わいを持ったかごに仕上げることができます。自然素材を使うことの最大の魅力は、オリジナリティが引き出され、手作り感があるため、たとえ少し不格好でも愛着が湧く点です。

初心者でも楽しめる内容

本書では、初心者でも安心して挑戦できるよう、5つの異なる編み方を紹介しています。一つ一つの編み方は、わかりやすい工程に細かく解説されているので、迷うことなく作業を進めることができます。また、素材を変えた際のかごのデザインの変化についても詳しく触れられているため、自分好みのスタイルを見つける手助けにもなります。

書籍の構成と著者について

書籍は以下のような目次で構成されています：

- Chapter 1: 持ち手付きのツルカゴ
- Chapter 2: シュロで作るカゴ
- Chapter 3: 井桁組のツルカゴ
- Chapter 4: 地球編みのツルカゴ
- Chapter 5: スペースコイリングのツルカゴ

著者は長谷川美和子氏。農工大学の科学博物館つるかごサークルを修了し、2009年から「木のヒゲ」として活動しています。「木のヒゲ」は、J.R.R.トールキンの作品に出てくる木の精の名前をテーマにしており、自然素材を大切にしながら活動しています。彼女が最も好きな素材はクルミとアオツヅラフジで、毎月のワークショップを通じて多くの方にかご作りの楽しさを広めています。