マルゴト株式会社のテレワーク革命:mfloow導入の効果
マルゴト株式会社(以下、マルゴト)は全社員がフルリモートで業務を行う企業だが、その運営は決してスムーズではありませんでした。約280名のメンバーが、場所を問わずに仕事をする中、情報の共有や業務の進行状況の把握に課題を抱えていました。そんな状況を打破するため、株式会社メタップスホールディングスが提供する「mfloow(エムフロー)」というツールが導入されました。これにより、業務プロセスが大きく改善されたのです。
導入の経緯
マルゴトは、オンライン採用代行サービス「まるごと人事」を中心に、急成長を遂げているスタートアップ企業です。この企業は、自宅で働く従業員同士の情報共有の難しさや、外部の業者との連携において、リアルタイムの情報把握ができないという問題を抱えていました。以前は多くの業務を約14個のスプレッドシートで管理しており、そのためにプライバシー保護の観点からも多くの手間がかかりました。
「mfloow」の導入は、こうした多重のスプレッドシート管理を解消し、バックオフィス業務の効率化を目指したものです。このツールは、タスクや進捗を一元管理できるため、誰でも簡単に状況を把握できるという特徴があります。この導入により、社内外のコミュニケーションが円滑になり、業務の見える化が実現しました。
導入して得られた効果
「mfloow」の導入後、マルゴトは以下のような多くの利点を享受しています。
1. ゲスト招待機能でのセキュリティ向上
このツールの特徴の一つは、外部の担当者や入社前の新メンバーを「ゲスト」として招待できる機能です。これにより、プロジェクトに関与する外部の人ともスムーズに連携できるようになりました。進捗の可視化が可能なため、情報の見える化が進んでいます。加えて、関係者ごとに閲覧権限を制限できるため、セキュリティ面についても安心です。
2. 複数人による業務効率化
マルゴトでは、毎月約10名の新入社員が入社しています。mfloowを通じて、これらの手続きやタスクを横串で確認できることで、全体の業務が効率よく進行するようになりました。リマインド機能によって重要なタスクの漏れが減り、業務の円滑な運営が実現しました。
3. チェックリスト機能による抜け漏れの防止
mfloowではタスクを細かく管理できるチェックリスト機能があり、特に小タスクの抜け漏れを防ぐために効果的です。大きなタスクに対して小さなタスクがどれだけあるのか、すぐに把握でき、タスクの進行状況も可視化されます。このため、進捗が把握できなかった従業員も、自分の業務を簡単に確認できるようになりました。
mfloowの特長
このツールは、従業員ライフサイクルに伴う手続きや業務の管理を一元化するクラウドサービスです。入退社や異動、休暇手続きなどを各部署が横断的に連携して進めることができるため、業務の属人化も防ぎます。タスクがどの段階まで進んでいるか、誰の担当なのかを簡単に把握できるため、よりスムーズな業務推進が可能です。
マルゴト株式会社の成功事例は、テレワーク環境での業務効率化に向けた重要な一歩と言えるでしょう。mfloowがもたらした変革は、今後も多くの企業に影響を与えることが期待されます。