アイランドタワークリニックが新植毛機器『愛藍塔』を開発し実用新案取得

アイランドタワークリニックの新たな挑戦

アイランドタワークリニックが、革新的な自毛植毛機器『愛藍塔（I-LAND TOWER）』を開発し、調査機関から日本国内での実用新案を認証されたという嬉しいニュースが届きました。この新しい機器は、毛髪採取器から、毛髪採取穴開け針、植毛装置まで、一連の施術をより精密に行うために設計されています。

従来技術との違い

この『愛藍塔』は、従来の機器に比べて、操作性が大幅に向上しました。特に注目すべきは、グラフト採取やホール作成を行うための機能が搭載されている点です。新機器は、回転速度が向上しており、逆回転機能も実現されています。これにより、施術中の毛流になじむよう配慮された設計となっており、創口サイズも0.85mmから0.55mmに抑えられています。その結果、施術時間の短縮が期待でき、患者への負担を軽減することが可能です。

国内外での評価

アイランドタワークリニックは、自社開発した植毛機器による新技術を、第8回アジア毛髪移植大会や第7回中国毛髪移植大会で披露し、多くの専門家から注目を浴びました。このとき、『Excellence ㏌ Collaboration Award』を受賞したことは、技術の質を裏付ける証となっています。また、日本国内での実用新案登録が完了した後、国際特許出願も行い、国際市場への展開に向けた準備が進められています。

施術実績と今後の展開

これまでアイランドタワークリニックでは、35,000件を超える自毛植毛施術を行っており、東京新宿、大阪、名古屋、福岡の4つの都市にクリニックを展開しています。また、自社開発の『i-Direct法』を導入し、施術のさらなる精度向上を目指しています。今後は、北米、ヨーロッパ、アジアなどの国際市場における技術普及に力を入れ、研究開発や臨床試験、技術交流の推進を図ります。

植毛技術の未来

加えて、術後ケア製品の開発や植毛再生医療、AGA治療といった分野にも注力し、より多くの方々に貢献できるサービスの提供を目指しています。アイランドタワークリニックは今後も、植毛技術の進化に寄与し、より安全で効果的な施術方法の提供に尽力していく所存です。

詳しい情報は、アイランドタワークリニックの公式サイトをご覧ください。