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株式会社イトーキの新たな挑戦

株式会社イトーキは、温室効果ガスの排出権取引に本格的に参入し、2011年11月7日から「カーボン・オフセットサービス」を提供開始しました。これにより、企業が環境への負担を軽減し、持続可能な発展を目指すサポートを行います。このサービスでは、「オフセットする」「はかる」「つくる」という三つのメニューを展開しています。

サービスの概要

1. ### オフセット代行サービス（オフセットする）
イトーキは、お客様の目的に応じたクレジットの提供を行い、オフセットの代行サービスを実施。小口から大口まで対応可能で、すべてのお客様が手軽にカーボン・オフセットを実現できる環境を整えます。

2. ### 温室効果ガス排出量算定サービス（はかる）
計算方法が複雑で手間のかかるGHGの排出量算定を支援。エネルギー使用や原料調達、生産プロセスに関するデータを収集・分析し、企業活動に伴う温室効果ガスの量を明確にします。

3. ### クレジット創出支援サービス（つくる）
J-VERや国内クレジットを創出するためのサポートも行い、申請に必要な書類作成の代行を実施。専門の知識を持つイトーキが支援することで、クレジット取得のハードルを下げます。

あんしんプロバイダー制度への参加

イトーキは、カーボン・オフセットサービスの信頼性と透明性を高めるため、気候変動対策認証センターの「あんしんプロバイダー制度」への参加が決定。これにより、サービス利用者は安心してイトーキを利用でき、また、申請手続きにおいても優遇措置を受けられます。

環境貢献へのコミットメント

イトーキの企業コンセプトは「Ud&Eco style」であり、ユニバーサルデザインとエコデザインを融合させることで持続可能な社会の実現を目指しています。これまでも、「エコワークプレイス®」の提供を通じて環境保護に努めてきたイトーキは、今回の新規参入をきっかけにさらなる環境貢献を果たすことを目指しています。

今回のカーボン・オフセットサービスは、企業にとって環境負荷を減らす一助となることでしょう。2012年度には、100社への導入を目指すとのことです。企業が持続可能な発展を目指す今、イトーキの取り組みがますます注目されています。

まとめ

株式会社イトーキが提供するカーボン・オフセットサービスは、企業が手軽に環境貢献できるプラットフォームを提供します。オフセット代行から排出量算定、クレジット創出支援まで、企業の多様なニーズに応えつつ、安心して利用できる仕組みを整えています。これからの企業活動において、イトーキの取り組みは重要な役割を果たすことでしょう。

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