ESG開示支援SaaS登場
2022-07-15 12:00:18
新たなESG時代を切り開くestoma、革新的な開示支援SaaSを登場
日本初のESG開示支援・管理SaaS「estoma」の登場
ESG(環境・社会・ガバナンス)の重要性が増す中、企業はその評価に取り組む必要があります。この流れを受けて、2022年4月に株式市場が再編され、企業にはESGへの取り組みを示す具体的なプランの開示が求められるようになりました。特に、CDP(気候関連情報開示プログラム)は、プライム市場に上場している1200社に対しESG施策に関する質問書を配布し、企業はその回答を通じて評価される仕組みになっています。
これにより、企業は単なる事業戦略だけでなく、ESGに関する戦略にも注力する必要が生じています。しかし、実際には様々な外部評価機関が存在し、各社が独自の形式で質問書を策定しているため、企業にとっての負担は増す一方です。似た内容の質問でも、表現方法によって評価が大きく変わるため、企業は評価スコアを意識した回答作成に追われることが多いのです。そのため、カーボンニュートラルやネットゼロ目標の実現が難しくなっています。
このような状況を打破するために登場したのが、estomaです。このソフトウェアは、企業が容易にESG開示を行い、具体的なアクションを取れるようにサポートします。
estomaの特徴
estomaのベータ版は、主に以下の特徴を持っています:
1. 多彩な開示フレームワーク: CDP、TCFD(気候変動タスクフォース)、GRI(グローバル・レポーティング・イニシアティブ)など、主要な6つの開示フレームワークを網羅しており、企業が対応すべき項目がわかりやすく整理されています。
2. 開示ガイダンスの提供: 各質問の意図や評価基準を示し、担当者が簡単に理解できるよう工夫されています。これにより、社内でリソースが不足している場合でも明確なガイドラインが頼りになります。
3. 他社事例の簡単検索: 他社の成功事例を調査するのは重要な作業ですが、estomaはこれを容易にするために多くの事例を導入し、比較や参考に役立てます。
4. 独自のスコアリング技術: ユーザーはダッシュボードを通じて、リアルタイムで自社の開示状況やESGスコアを把握でき、弱点や改善点に対するアドバイスが受けられます。
5. 専門家からのサポート: 開示作業の難しい質問には、estomaが提携しているESGコンサルタントが回答し、具体的な支援が受けられます。
企業がESGにどのように向き合うかが問われている今、estomaはその処方箋の一つとなるべく立ち上がりました。また、現在登録済みの企業には特別なトライアルプランも用意されています。
まとめ
estomaは、企業がESG戦略を構築し、環境や社会に配慮した経営を行うための強力なツールです。これまでの課題を解決するために開発されたこのサービスにより、企業はより具体的なアクションを実行しやすくなり、ESG評価の透明性が向上することが期待されます。もしこのサービスに興味を持たれた方は、ぜひお問い合わせください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社estoma
- 住所
- 東京都千代田区丸の内1-11-1パシフィックセンチュリープレイス丸の内 13F
- 電話番号
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03-6775-9242