新転職支援サービス「レバジョブ」の登場
2025年2月17日、レバレジーズ株式会社は新たな転職支援サービス「レバジョブ」をリリースします。このサービスは、エッセンシャルワーカーと呼ばれる社会に欠かせない職業に従事する人々をターゲットにしたものです。特にドライバーの人手不足が深刻化する中、まずはこの分野から提供を開始します。
「レバジョブ」の概要
「レバジョブ」は、日本の約半分の労働者が従事する重要な職業に特化した転職サービスです。少子高齢化が進む中、エッセンシャルワーカーがどれだけ充実した職場環境で働けるかが、今後の社会にとって大きな課題となっています。このサービスでは、エッセンシャルワーカーが最適な職場に出会えるよう、レバレジーズの長年の人材支援ノウハウを生かしてサポートしていきます。
ドライバー業界の現状
コロナ禍によるEC市場の急成長が影響し、宅配サービスの需要が高まっていますが、ドライバー不足の深刻さも増しています。国土交通省と厚生労働省の調査によると、ドライバーの年間労働時間は全産業平均よりも20%長く、給与は約10%低いという過酷な状況が明らかになっています。働き方改革により、労働時間の上限が設けられることに伴い、今後ますます人手が不足する懸念があります。
「2024年問題」とは
2024年4月から実施される時間外労働の上限規制は、ドライバーにとっても大きな影響を及ぼします。長時間運転が難しくなることで、物流業界における売上減少やドライバーの収入減少といった問題が顕在化する「2024年問題」が存在します。政府は、この問題に対応しなければ2030年には輸送力が34%不足するとの見通しを発表しています。もはや、これらの課題に対処するための取り組みが必要不可欠です。
ドライバー転職支援サービスの特徴
「レバジョブ」では、運転免許の種類や希望する業務に基づいて転職先を探すことが可能です。年収や待遇交渉に加え、入社後のフォローアップも行い、定着率向上に貢献します。また、企業向けにも人材確保や労働環境の改善に向けた提案を行い、双方に有益なマッチングを実現します。
対象となる職種
- - トラック運転手
- - バス運転手
- - タクシー運転手
事業責任者の見解
事業責任者の森山氏は、エッセンシャルワーカーの支援が急務であり、特にドライバーの労働環境改善が重要であると強調します。「レバジョブ」の提供を通じて、企業と人材の最適なマッチングを図り、ドライバー一人ひとりのキャリア形成をサポートすることで、より良い社会をつくることに貢献したいと述べています。将来的には、このサービスを通じて2026年3月までに業界内でのトップシェアを狙うと言います。
お問い合わせ先
法人窓口はレバレジーズ株式会社「レバジョブ」で、詳細な情報は公式サイトや窓口で確認できます。社会の基盤を支えるエッセンシャルワーカーが、少しでも働きやすい職場で活躍できるよう、今後はさらなる支援が期待されます。