作家・カツセマサヒコ氏の3年ぶりの新作長編小説『ブルーマリッジ』が、6月27日に新潮社より発売されました。
本作は、20代の会社員・雨宮守と、50代の土方剛という、世代も価値観も異なる二人の男性を軸に、結婚や離婚、仕事、夫婦、ハラスメントなど、現代社会が抱える問題や葛藤を描いています。
雨宮守は、長年付き合ってきた彼女にプロポーズしますが、その先には予想外の展開が待ち受けています。一方、土方剛は、長年連れ添った妻から離婚を告げられます。二人の人生は、社内でのハラスメント疑惑をきっかけに交錯し、思わぬ方向へと進んでいきます。
『ブルーマリッジ』は、結婚やハラスメントといった現代社会の複雑な問題を、二人の男性の視点を通して深く掘り下げています。それぞれの登場人物が抱える苦悩や葛藤、そして希望が、繊細な筆致で描かれており、読者を引き込む力を持った作品と言えるでしょう。
8月6日(火)には、新宿ロフトプラスワンにて刊行記念トークイベントが開催されます。映画監督の今泉力哉さんと、お笑いコンビ・ラランドのニシダさんをゲストに迎え、カツセマサヒコ氏と、本作のテーマについて語り合います。イベントでは、サイン本付チケットも販売される予定です。
また、7月2日(火)には大垣書店京都本店で、7月16日(火)には名古屋の星野書店近鉄パッセ店でのサイン会も予定されています。詳細はそれぞれの書店サイトにてご確認ください。
『ブルーマリッジ』は、現代社会を生きる私たちにとって、多くの共感と考えるきっかけを与えてくれる作品です。ぜひ手に取って読んでみてください。