夏の風物詩、国営ひたち海浜公園の緑コキアが見頃を迎える！

国営ひたち海浜公園では、この夏、みはらしの丘が緑のコキアで鮮やかに彩られています。今年は約4万本が植えられ、昨年よりも約7千本多くなりました。その成長ぶりは目を見張るもので、現在50〜60cmほどの高さに達しています。台風にも負けず、青空の下、元気に育つその姿は、まさに夏の風物詩です。

緑コキアの見頃は、8月中旬から9月下旬にかけて。色合いは鮮やかなライムグリーンからくすみグリーンへと変わっていきます。特に今が一番の観賞時期で、まん丸の形とふわふわした手触りは訪れる人々の心を癒やします。また、丘の高台からは一面に広がるコキアを見渡せる絶景スポットがあり、真っ青な空とのコントラストが美しい写真を生むことでしょう。

さらに、今年から新たに設置されたウェルカムガーデンでは、マリーゴールドやケイトウなどカラフルな花が彩りを添え、SNS映えするスポットとしても人気です。この場所で思い出の写真を撮影しに訪れるのもお勧め。園内のレイクサイドカフェでは、コキアをモチーフにしたマスコットキャラクターのグッズも販売していて、観光の記念に最適です。

そして、この夏のアイキャッチとして、9月27日から10月6日まで「コキアライトアップ」が予定されています。皆さんの目を楽しませるために、音楽に合わせたカラフルなショーが展開され、入園口から会場に至るまでの園路や施設のライトアップも行われます。約40店舗の飲食ブースも並ぶ予定で、家族連れや友人同士での訪問にもぴったりです。

ひたちなか市に位置するこの公園は、四季折々の花が楽しめる魅力あふれる場所です。春にはネモフィラ、夏にはじんわりとした色合いのジニア、秋にはコスモスや紅葉に映えるコキアが待っています。遊園地やアスレチック広場など多彩なアトラクションも同時に楽しめるため、思い切り遊びたい人にはもってこいのスポットです。

訪れるたびに異なる顔を見せるひたち海浜公園。この夏は、緑のコキアに囲まれながら、特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。季節の移ろいを感じながら、自然と触れ合い、美しい景色に心を癒やされることでしょう。