TOEIC高得点者の現実
2012-05-10 10:00:01

TOEIC®高得点者のスピーキング力に関する調査結果!現実とのギャップとは

TOEIC®高得点者のスピーキング力に関する調査結果



企業のグローバル化が進む中、TOEIC®テストのスコアは重要な指標となっていますが、そのスコアが実際の英語力、特にスピーキング力とどのように関連しているのかを明らかにするため、株式会社ビジネス・ブレークスルー(BBT)が実施した調査結果を紹介します。

調査の概要



BBTが行った「TOEIC®テストスコアとスピーキング力の関係性」調査には、全国から539名のビジネスパーソンが参加しました。この調査の目的は、日本人の英語力の実態を知ることです。主な調査対象には、TOEICスコアを持つビジネス・ブレークスルー大学の受講者や、実践ビジネス英語講座に興味を持つ人々が含まれています。

スコアとスピーキング力の実態



調査結果によると、TOEICスコア730点以上の取得者の56%が「英語を話すことを苦手」と感じており、84%が自分のスピーキング力をネイティブと比較して半分以下だと捉えています。この結果は、高得点を取ることで得られるはずの自信が、実際のコミュニケーションにおいては必ずしも発揮されていないことを示しています。

英語を話すことに対する不安



英語を話すことを苦手と感じる理由として最も多かったのは、「日本語を英語に変換するのに時間がかかり、会話のスピードについていけない」という意見でした。続いて、「TPOに合った適切な表現、ニュアンスができているのか心配」との回答があり、ボキャブラリー不足も挙げられました。また、ビジネスでの会話よりもプライベートな会話を苦手と感じる人が多いことも分かりました。

課題と実施されている講座



TOEICスコアの良いビジネスパーソンたちが抱えているこのような課題に対して、BBTでは「実践ビジネス英語講座」を通じて問題解決を目指しています。この講座は、大前研一氏の経験を基に、ビジネスで結果を出すためのグローバルコミュニケーション力を養成することを目指しています。プログラムには、英語力だけでなく異文化理解や論理的思考力も含まれた内容が組まれています。

受講者の声



受講したビジネスパーソンたちからは、日常会話における自信の欠如や、文化背景の理解不足を感じるという声が多く寄せられています。また、流暢さや発音に関する悩みも一般的です。このような課題に対し、ビジネス英語の実践を通じてスピーキング力を向上させることが求められています。

まとめ



TOEICスコアだけでは、英語を使ったコミュニケーション能力が向上するわけではないことが、今回の調査から明らかになりました。企業も、このギャップを認識し、今後はアウトプット力を重視した教育やトレーニングがますます重要視されることが予想されます。ビジネス・ブレークスルー大学の「実践ビジネス英語講座」では、実際のビジネスシーンで役立つコミュニケーション力の向上を本格的にサポートしています。

会社情報

会社名
株式会社ビジネス・ブレークスルー
住所
東京都千代田区神田練塀町3番地富士ソフトビル19階
電話番号
03-5860-5544

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