植樹から98年、桜の命をつなぐ「Re:Hashi」
アサヒユウアス株式会社が、栃木県さくら市の桜の名所「早乙女の桜並木」に由来する新しい商品を発表しました。その名も「Re:Hashi」。これは、大正14年に植樹されたソメイヨシノの老木を39%使用した箸です。2021年に始まった県道拡幅工事に伴い、やむを得ず伐採された桜の木を再利用することで、地域の文化と自然を守る姿勢がここに垣間見えます。
「早乙女の桜並木」は、栃木県さくら市が誇る観光地であり、毎年多くの観光客を引き寄せています。この並木は、「とちぎ景勝百選」にも選ばれており、地域の人々に愛され続けてきました。桜が育てられた背景には、地元の青年団が中心となって植樹した歴史があります。今、その桜たちの命は箸「Re:Hashi」として新たな価値を持ち、未来へとつながっていきます。
この箸は、栃木県さくら市で行われる「さくら市二十歳のつどい」の参加者約360人に記念品として贈られるほか、市内の「道の駅きつれがわ」と「菜っ葉館」で一般販売もされています。また、喜連川少年院が主催する「二十歳の祝い」にも贈呈される予定です。これにより、多くの人々が桜の歴史と地域の文化を感じながら、箸を手に取ることができる機会が増えます。
アサヒグループは、栃木県さくら市と継続的に協力し、地域資源を活用した商品開発に注力しています。「森のタンブラーSAKURA」の開発もその一環であり、今回はバイオマスプラスチックを活用した「Re:Hashi」の制作にまで至ります。これにより、未利用資源を有効活用し、地域経済に貢献することを目指しています。
アサヒグループは「環境」「コミュニティ」「責任ある飲酒」「健康」「人権」を重要課題として掲げ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化中です。地域の特性を生かしながら、消費者との共創を元に新たな商品を育んでいく姿勢が伺えます。これにより、ただの箸ではなく、地域のストーリーが詰まった価値あるアイテムとして、消費者の生活文化を豊かにしていくのです。
「Re:Hashi」が人々に愛され、桜の文化が未来へとつながることを期待しています。桜の命をつなぐことで、地域への感謝の気持ちとともに、より豊かな社会を築く一助となることができるでしょう。これからもアサヒユウアスは地域資源の大切さを感じながら、さくら市の魅力を発信し続けていくことが求められます。