みどりや薬局の取り組み
合同会社みどりや薬局は、静岡県島田市に拠点を置く企業で、様々な形で医薬品の適正使用を広める教育活動に取り組んでいます。特に、スポーツファーマシストとしての経験を活かし、2026年8月にカナダ・モントリオールで開催される国際薬剤師・薬学連合の国際会議「FIP2026」において、医薬品適正使用教育に関する研究結果を発表します。
アンチドーピング教育を基盤としたプログラム
このプログラムは、インドネシア・バリ島の小学生を対象に行われました。2026年1月には、現地の小学2校で約150人の児童を対象にした90分間の教育プログラムが実施されました。内容は、講話や薬の実験、さらにカードゲームを取り入れることで、遊びながら学ぶことができる体験が提供されました。プログラムの前後には評価が行われ、児童たちの学習成果が検証されています。
この取り組みは、静岡県立大学薬学部や大阪産業大学、さらにインドネシアの学校や現地関係者と連携したもので、SFTC(Sport for Tomorrow Consortium)の支援を受けた事業の一環として行われました。SFTCは、スポーツを通じた国際交流や協力を促進するためのネットワークです。
カードゲーム「ドーピングガーディアン」
プログラムの中で使用された「ドーピングガーディアン」というカードゲームは、アンチドーピング教育のためにみどりや薬局が独自に開発した教材です。このゲームは、選手としての判断を試す場面を模擬体験しながら、薬やサプリメントに対するリスクを理解することが目指されています。現在では、プロアスリートだけでなく、子どもたちに対する薬の教育でも積極的に活用されています。
さらに、教育教材には「ドーピング妖怪」というキャラクターがあり、禁止薬物のカテゴリーを視覚的に示すことで、子どもたちに親しみやすい形で知識を伝えています。この取り組みを通じて、アンチドーピングや適正使用の重要性を子どもたちに理解してもらうことが可能となります。
国際発表への期待
FIP2026での発表では、教育プログラムのテーマは「スポーツの価値に基づいたゲームを用いた医薬品の適正使用教育:インドネシアの小学校における学習成果」となっています。この場を借りて、地域の薬局とスポーツファーマシストの実践から生まれた教育プログラムの意義を国際的に発信し、スポーツを基盤とした医薬品教育を世界の教育現場に広めていくことを目指します。
会社概要
- - 商号: 合同会社みどりや薬局
- - 代表者: 清水 雅之
- - 所在地: 静岡県島田市中溝4-8-10
- - 設立: 2016年1月
- - 事業内容: 保険調剤、医薬品販売、アンチドーピング教育
この取り組みを通じて、みどりや薬局は今後も子どもたちへの医薬品教育に注力し、スポーツの精神を大切にした取り組みを進めていきます。