海底で熟成したウイスキー「Tourbillon」初ロットを引き上げ！

海底での特別な熟成「Tourbillon」

海の底で眠るウイスキー「Tourbillon」。このたび、世界初の試みとして海底で熟成されたウイスキーの初ロットが引き上げられます。このユニークなウイスキーは、まるで難破船から引き上げたかのように、堆積物や海生生物が付着し、味わいと見た目に特別な風合いをもたらします。

1stロットの詳細

「Tourbillon」の1stロットには、アイラ島のシングルモルトウイスキー（10年熟成）とハイランドグレーンウイスキー（44年熟成）の2種類が含まれています。このプロジェクトは、2016年11月に、海底で熟成した幻のワイン「SUBRINA」を手掛けた株式会社コモンセンスの協力のもと、実施されました。これらのウイスキーは、特別な方法で封蝋され、水分や空気の侵入を防いでいます。

熟成の観察

昨年からの長期にわたる調査の結果、昨年設立した「Tourbillon」を扱う会社では、海底熟成のウイスキーについて詳しく研究を重ねてきました。この作業では、各種の市販製品を購入して徹底したテストを行い、その結果を反映させています。

引き上げの瞬間

引き上げ作業は、2017年6月7日から8日の予定で行われる予定ですが、天候によっては若干の変更があるかもしれません。この間、私たちは何度も海に潜り、ウイスキーの状態を観察してきました。現在の状況は非常に良好で、特に堆積物がしっかりと付着した状態にあるため、見た目もフォトジェニックに仕上がりそうです。

新たな楽しみへ

このウイスキーは、引き上げ後に乾燥工程を経て、2017年冬に一般発売を予定しています。ウイスキーの熟成プロセスがもたらす味の変化は、私たちもまだ体験していないため、期待が高まります。

この特別なウイスキーに興味がある方々は、ぜひ引き上げの瞬間をご覧いただき、味わいを堪能してみてはいかがでしょうか。取材や取扱いについての問い合わせもお待ちしております。現場での取材も可能ですので、お気軽にご連絡ください。