静岡県のSDGsとESGに関するウェビナー
静岡県では、環境問題への関心が高まる中で、脱炭素社会の実現やESG金融の推進が重要視されています。これに伴い、同県は環境課題の解決とビジネスを通じた持続可能な社会の構築を目的としたウェビナーを開催します。このオンラインセミナーは、企業や金融機関、自治体などを対象とし、200名の参加が見込まれています。
イベント概要
- - 日時: 令和7年7月11日(金)午後1時30分~午後3時30分
- - 開催場所: オンライン
- - 参加費: 無料
セミナーの内容
ウェビナーの内容は多岐にわたります。まず、環境省の地域循環共生圏推進室長である石川拓哉氏が「地域循環共生圏の創造」について講演します。これは、ウェルビーイングの実現に向けた新たな成長の実践に関する貴重な情報が得られる機会です。
続けて、各企業からの環境ビジネスの実践事例が紹介されます。具体的には、沼津市の株式会社ソーイからは「UP 0 TECH」を用いた循環型経済への挑戦が、浜松市の株式会社丸源竹内組は「窓ガラスの遮熱塗料開発」を通じてSDGs・ESG経営への取り組みを語ります。これにより、参加者は実際のビジネス事例を学ぶことができます。
さらに、浜松市の中村建設株式会社と焼津市の有限会社燦有機研究所の連携した桐植林プロジェクトも紹介され、そのユニークなアプローチに学ぶことができるでしょう。また、富士宮市の株式会社アサギリは、株式会社カインズとの商品展開について説明し、他の企業との連携の重要性を示します。
次の講演では、神戸大学経済経営研究所の家森信善氏がSDGs時代における地域金融と中小企業支援について語り、ESG地域金融の展開と、それに伴う課題について考察します。これにより、参加者は自身のビジネスや地域社会における具体的な課題を理解し、解決のためのヒントを得ることができます。
また、静岡県のSDGsビジネスアワードやスタートアップ講座の紹介も行われ、地域の企業がどのように持続可能性を考えた事業を進めているのかを知る良い機会となります。特に、公益財団法人静岡県産業振興財団からの支援制度の紹介もあるため、実際に利用できるサービスについての理解も深まります。
申込方法と問い合わせ先
参加希望の方は、専用の申し込みフォームから事前に登録が必要です。応募の締切は7月10日(木)の午後5時となっており、申し込み後には視聴ページのURLが送信されます。締切間近での申し込みの場合、当日の案内となることもあるため、早めの登録をお勧めします。
問い合わせ先は、一般社団法人静岡県環境資源協会です。電話またはEメールでの問い合わせが可能です。ウェビナーへの参加を通じて、皆さんが地域と環境についての理解を深め、自らの活動に活かしていくことを期待しています。
このように、静岡県のSDGs×ESGウェビナーは、環境問題に対する意識を高めるだけでなく、ビジネスチャンスを見出す絶好の機会です。
詳しくは、公式ウェブサイトやSNSをご確認の上、ぜひご参加ください。