TikTokが安全なデジタル社会の形成に向けた新プロジェクトを始動

TikTokが新たなプロジェクトを発表

ショートムービーの人気プラットフォーム、TikTok（ティックトック）が新しく『みんなで守ろう「ネットコミュニティ」』プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、総務省が推進する官民連携プロジェクト「DIGITAL POSITIVE ACTION」の一環として、安全で信頼できるデジタル空間づくりに取り組むものです。

プロジェクトの目的と内容

本プロジェクトでは、幅広い世代に向けたネットリテラシーの向上を目的とし、専門家や人気クリエイターとのコラボレーションを通じて、偽情報や誤情報の対策を強化していきます。特に、セーファーインターネットデー（Safer Internet Day）に先駆けて、ネットの安全性を意識した啓発活動を行います。

具体的には、クリエイター向けに「偽・誤情報対策ワークショップ」を開催し、座学やグループワークを通じて、ことの重要性や対策方法を学びます。さらに、学んだことを元に啓発動画を制作し、より広く一般に情報発信を行うことで、多くの人々にネットリテラシーの重要性を伝えます。

協力団体と専門家の参加

本プロジェクトは、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター（GLOCOM）、日本ファクトチェックセンターや一般社団法人トラスト＆セーフティ協会といった多様な団体と協力しながら進行します。これによって、専門的な知見を基にした効果的な活動が期待されます。また、開催予定のワークショップには多くの人気クリエイターが参加し、その影響力を活用してコンテンツを作り上げる計画です。

プロジェクトの展開

ワークショップは2025年2月5日（水）に実施され、参加クリエイターによる啓発動画やオリジナルボードゲームの制作も進行中です。このボードゲームは、ネットリテラシーのスキルを楽しく学ぶ手段として、クリエイターとともに考案される予定です。

また、今後は学習用教材動画の制作や一般向けフォーラムの開催も予定され、より多くの人々がネットリテラシーを獲得できる機会を提供します。

まとめ

安全なデジタル空間を築くため、TikTokは「DIGITAL POSITIVE ACTION」と連携しながら、幅広いネットリテラシー向上を目指して活動します。これにより、安心・安全なインターネットの実現に向けた取り組みが進むことが期待されています。私たち一人ひとりが安全にインターネットを利用できるよう、共に学び、成長していきましょう。