新たなEC物流拠点
2021-06-01 09:00:03

埼玉草加に新たなEC物流拠点を開設したイー・ロジットの挑戦

埼玉草加に新設されたイー・ロジットのフルフィルメントセンター



近年、EC市場は急成長を遂げています。特に物販系BtoC市場では、2019年に10兆515億円という市場規模を記録し、コロナ禍の影響でその成長が加速しました。政府の緊急事態宣言が発令された後、多くの人々が外出を避ける中で、ECショッピングの利用が広まりました。このような環境の中、物流を専門とするイー・ロジットは、さらなるニーズの高まりに応え、新たに埼玉草加にフルフィルメントセンター(FC)を開設しました。

イー・ロジットの役割とサービス



イー・ロジットは2000年2月の設立以来、EC通販物流代行を中心に事業を展開し、商品保管やピッキング、流通加工、梱包、配送、代金回収など多岐にわたるサービスを提供しています。これに加え、ECサイトの運営支援も行っており、商品撮影、注文処理、カスタマーサポートに至るまで、EC事業者のニーズに応じたワンストップのフルフィルメントサービスを展開しています。また、業務改善や教育を通じて、自社運営の物流を支えるコンサルティングサービスも行っています。

新たな物流センターの戦略



新設された埼玉草加FCは延床面積が7,431.59坪で、東京から20km圏内という立地にあります。この場所は、高速道路や幹線道路へのアクセスも良いため、首都圏向けの保管・配送拠点として非常に利便性が高いと言えます。また、近隣には既に存在する埼玉FCもあり、これにより、需給の波に迅速に対応することが可能となります。

イー・ロジットが行うドミナント展開により、関東エリア内での機動力を強化し、配送コストの削減、リードタイムの短縮を実現しています。今回の埼玉草加FCの開設により、同社のFCは合計7施設となり、空間の有効利用と効率的な運営体制の構築が進んでいます。

今後の展望



イー・ロジットは、急増するEC需要に応えるため、2000年の設立以来、売上を順調に伸ばしてきました。2022年3月期には、前期比26.9%の売上成長が見込まれています。今後も、消費行動の変化に応じて、リアル店舗からネット通販、さらにはハイブリッド型の購買スタイルへのシフトが進む中で、同社の成長が期待されています。

「変化を先取りし、人々の感動体験を進化させ続ける」というビジョンに基づき、イー・ロジットはさらなるサービスの充実を図りつつ、EC市場での地位を確立していくことでしょう。

まとめ



埼玉草加FCの開設に伴い、イー・ロジットの提供するフルフィルメントサービスが全国に広がりを見せています。これにより、企業のEC通販が効率良く、かつ迅速に運営できる体制が整います。今後も同社の動向に注目していきたいところです。

会社情報

会社名
株式会社イー・ロジット
住所
東京都千代田区外神田3丁目11番11号
電話番号
03-3518-5460

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