電気代が不安でエアコンを控える実態とは?
近年、電気料金が高騰し、家庭の電気代に対する不安感が増しています。エリスグッドが実施した全国1,021人を対象とした「電気代と夏のエアコン利用に関する意識調査」の結果が、その実態を鮮明に映し出しています。
調査結果の概要
調査によると、70.1%の人が電気代を気にしてエアコンを控えた経験があると回答しました。夏のエアコン代が気になると感じている人は92.4%、今後の電気代に不安を抱いている人は81.4%に達しました。
この状況は、特に政府による電気・ガス補助が2026年の初めに終了したことから、家庭の電気代への影響が顕著に表れていると考えられます。
電気代が上昇中
実際のデータを見ても、66.7%が前年同月と比べて電気代が上がったと回答し、43.3%は月に1,000円以上の負担増を感じているとの結果が出ています。それにもかかわらず、電力会社やプランの見直しを行ったのはわずか5.0%、乗り換えを実行した人は0.7%に過ぎません。これは、表面的な不安感と行動が一致していないことを示しています。
補助終了の認知度
また、補助金制度の終了についての認知が低いことも問題視されています。補助が終了したことを知らなかった人は12.4%にのぼり、多くの人が補助があったこと自体を意識していなかったことが明らかになりました。値引き表記に気づいた人も17.7%と少なく、冷静な状態での行動が見られません。
夏の生活と健康
調査参加者の意見の中には、家庭の健康を守るためにエアコンを使用せざるを得ないという声が多く寄せられました。特に、子どもやペットがいる家庭では、エアコンの使用を避けることができず、省エネのために他の手段との併用を考える必要があります。たとえば、「子どもがいるので、エアコンを我慢せず扇風機で抑えている」といった意見が挙がっています。
行動に移せない理由
このように、多くの人が不安を抱いているにもかかわらず、行動に移せない理由としては、どこから手を付ければいいのかわからないことや、現状の不満を感じつつも変化が面倒という心理が影響しているようです。
実際、今回の調査では「3か月以内に見直したい」と考える人は16.2%で、その中の半数は消極的だったことからもその傾向が現れています。
まとめ
エリスグッドの調査によって、我慢の夏がどのように家庭に影響を与えているのかが明らかになりました。不安からエアコンを控える一方で、契約の見直しを実行に移す人が少ないという結果は、これからの夏季生活において非常に危機的です。
熱中症リスクが増大する中、まずは電力会社や料金プランの見直しを行い、無理なく快適な夏を過ごすための方策を考える必要があります。情報を有効活用し、賢く電気代を管理することが求められています。
調査概要
- - 調査名:電気代と夏のエアコン利用に関する意識調査
- - 調査主体:株式会社スタークラフト(エリスグッド編集部)
- - 調査方法:インターネット調査(クラウドワークス)
- - 調査対象:全国の男女(家庭の電気代に関与している人)
- - 有効回答数:1,021人
- - 調査期間:2026年6月15日〜6月22日
- - 設問数:全28問
この調査結果をもとに、ぜひ皆さんもご家庭の電気代について再考してみてはいかがでしょうか。