映像業界の未来を切り開く！DDDD Film Schoolとズームとの無償機材提供の取り組み

映像業界の未来を切り開く！DDDD Film Schoolとズームの支援

近年、アカデミー賞における日本人クリエイターのノミネートが話題になり、ドキュメンタリーの注目が集まっています。そんな中、株式会社ズーム（本社：東京都千代田区）は、映像業界を志す若手クリエイターをサポートするために、ドキュメンタリーフィルムスクール「DDDD Film School」に最先端の録音機材を無償で貸し出すことを発表しました。

無償貸出される優れた機材

今回、ズームは32bit Float録音に対応した最新鋭の録音機材である「F8n Pro」、「H1essential」、そして「H4essential」をそれぞれ5台ずつ提供します。これにより、クリエイターたちは実際の現場で使われている本格的な機材を使って、レベルの高い映像制作に挑むことができます。映像制作を実践しながら、貴重な音声を高音質で記録する経験が得られることは、若手クリエイターにとって大きなチャンスです。

DDDD Film Schoolの理念

DDDD Film Schoolは、「ドキュメンタリー文化をもっと日本に根付かせたい」という理念のもとに、映画や映像業界を目指す多様なクリエイターを対象にしたフィルムスクールです。海外のフィルムスクールの教育手法を取り入れ、日本にいながらも世界基準で実践的に学ぶことが可能です。主任講師にはアカデミー賞短編ドキュメンタリー部門にノミネートされた山崎エマ監督が就任しており、講師陣にはプロのドキュメンタリークリエイターが揃っています。

機材がもたらす影響

株式会社ズームのCEO、工藤俊介氏は、ドキュメンタリー制作においては事前のリハーサルが難しく、録音スタッフには機動性と臨機応変な対応力が求められると述べています。当社の録音機材は、一度きりの貴重な音声を高音質で記録する使命を持っており、ドキュメンタリー制作においてその性能を存分に活かされる場です。若手クリエイターたちが、過酷な環境下でリアルな映像とメッセージを作り出していくことに意義があります。

未来へのサポート

DDDD Film Schoolの金川雄策代表は、工藤社長がスクールの理念に共感し支援を決定してくださったと感謝の意を表しています。彼は、この関係が今後のズームの商品開発にも貢献できるよう期待を寄せています。ズームが提供する機材を使用することで、受講生は自身のドキュメンタリー作品を制作し、映画祭への出品を目指します。