EC事業を支える新たな提携、ecbeingとSBSグループ
株式会社ecbeing(イーシービーイング)は、通販事業を展開するメーカーを支援するため、SBSグループと業務提携を結びました。16年連続のEC構築プラットフォームシェアNo.1を誇るecbeingの技術とSBSグループの物流ノウハウが組み合わさることで、メーカーの直面するECや通販の課題に対して、総合的なソリューションを提供します。
業務提携の目的と背景
近年のEC市場は急速に拡大しており、特に中堅・大手メーカーの通販事業は、従来のメディアと組み合わさったオムニチャネルに進化しています。これにより、統合的なフルフィルメントやデジタルマーケティングのニーズが高まっています。しかし、これらを実現するためには専門的な人材やプラットフォーム、効率的なロジスティクスが欠かせません。こうした背景を受けて、国内EC業界にて高い実績を持つecbeingが、物流業界のリーダーであるSBSグループと提携することになりました。
提携の具体的な取り組み
業務提携にあたり、以下の取り組みが実現されます:
1. ECと既存通販チャネルの統合支援
ECと従来の販売チャネルをスムーズに統合し、オムニチャネル戦略の構築と運用をサポートします。
2. 「ecbeing」の技術力とノウハウの活用
ecbeingのプラットフォームは、デジタルマーケティングやサイト構築において非常に強力で、メーカーの成功をお手伝いします。
3. フルフィルメントの強化
マーケティングパートナー社の豊富なフルフィルメントに関するノウハウを生かし、物流や運営上の課題を解決します。
4. デジタル人材の育成
将来的な成長を支えるためのデジタル人材の育成も目指します。これが持続的な成長に繋がります。
代表者のコメント
ecbeingの代表取締役社長、林雅也氏は「この度の業務提携は、私たちの重要な戦略の一環です。豊富なフルフィルメントのノウハウを融合し、EC・通販での成功を実現する体制を構築します。」とコメントしています。これにより、企業の成長を支援し、国内EC市場の発展に寄与することを目指しています。
SBSグループについて
SBSホールディングス株式会社は、1987年に設立された総合物流企業グループで、専門的な各種企業を有しています。同グループは、ECの運用プラットフォーム「EC物流お任せくん」をリリースし、国内の物流業界でも高い評価を得ています。2024年にはグループ連結売上高で4,481億円を見込むなど、その事業規模は実際に大きなインパクトを持っています。
まとめ
今回の提携は、ecbeingとSBSグループが協力し、メーカーのEC・通販事業を進化させる大きな一歩です。一般的な物流やマーケティングだけでなく、デジタル領域での人材育成も視野に入れた新しい取り組みとして、今後の展開に期待が寄せられています。