「リクルートスカラシップ」第54回生、22名を採用
公益財団法人江副記念リクルート財団は、日本の若者が全球で競争力を持つことを支援するため、返済不要の給付型奨学金「リクルートスカラシップ」を展開して50年以上の実績を持っています。この度、2025年4月1日現在、世界で活躍することを目指す22名の学生が第54回生として選ばれたことを発表しました。
奨学金制度の概要
1971年に株式会社リクルートが創業10周年を迎えた際に、社会貢献を目的として設立され、その後、音楽、スポーツ、アート、学術の各分野で活躍を目指す若者を対象に支援を行っています。これまでに783名以上の奨学生が育成され、多くの人材が国際的な舞台でその才能を発揮しています。
奨学金は特に、国際的な交流や大会への参加を重視し、各分野での経験を通じて成長する機会を提供しています。その支給額に関しては、国や地域によって異なる場合があるため、詳細は公式サイトでの確認が必要です。
第54回生の紹介
音楽部門
- - 橘和 美優(東京音楽大学アーティスト・ディプロマ課程)
音楽を通して心をつなぎたいという信念のもと、多様な感情を演奏に込める姿勢を持ち続けています。
- - 竹内 鴻史郎(マンハッタン音楽学校クラシックヴァイオリン演奏科)
音楽の文化的背景を理解し、次世代へ魅力を伝える演奏家を目指しています。
- - 佐々木 つくし(リューベック音楽大学修士課程)
学びを通じて音楽家としての自分を成長させることに情熱を注いでいます。
スポーツ部門
オリンピック金メダルを目指す彼女の熱意は、幼少期からの経験に根ざしています。
精密な戦略でレースを展開し、オリンピックを目指す彼の成長に期待が寄せられています。
- - ジェイコブス 晶(バスケットボール/ハワイ大学マノア校)
日本代表選手を目指し、日々鍛錬を重ねています。
アート部門
身体感覚に重点を置いたパフォーマンス表現を探求しています。
社会をテーマに様々な表現手法に挑戦し、自己表現を深めています。
記憶や喪失について考察しつつ、アートの新たな形を模索中です。
学術部門
地球外生命の探索をテーマにした最先端研究を推進しています。
誰もが平等に機会を得るための技術的アプローチに取り組んでいます。
- - 渡部 翠(ユナイテッドワールドカレッジISAKジャパン)
化学工学を通じた社会問題解決に貢献できる技術開発を志向しています。
終わりに
江副記念リクルート財団では、これからも多様な分野で活躍を目指す学生への支援を続けていきます。奨学金を受けた学生たちが成長する姿は、私たちの未来にとって非常に価値あるものとなるでしょう。次世代のリーダーたちが挑戦し、夢を実現するための一歩を踏み出すことを期待しています。