トヨタコネクティッドのPMO支援がプロジェクト運営を変える秘訣

トヨタコネクティッドのPMO支援事例

トヨタ自動車のCONNECTED事業を担うトヨタコネクティッド株式会社（以下、TC）は、IoT技術を活用し、車両のインターネット接続を実現しています。この会社の主な目的は、安全な運転をサポートし、車両の課題を解決したり新たなサービスを開発したりすることです。

しかし、TCはプロジェクト運営においていくつかの困難に直面していました。プロジェクトメンバーは各自の任務を熱心に果たしていたものの、業務における認識にはばらつきが見られ、これが手戻りを招く要因となっていたのです。このため、TCは株式会社マネジメントソリューションズ（以下、MSOL）にPMO支援を依頼しました。

MSOLは、プロジェクトマネージャーやプロジェクトオーナーの意思決定を支援する専門組織として、詳細な状況をヒアリングし徹底的に分析しました。これにより、プロジェクト運営の基盤部分に問題があると判断、まず最優先でプロジェクト計画書を作成することにしました。計画書には、プロジェクトの細かな情報を図や言葉で詳細に記載し、関係者全員が目指す方向性を明確に共有できるように整えました。

さらに、プロジェクト管理にタスク管理ツールを導入し、進捗状況や成果を可視化しました。これにより、各メンバーが同じ情報をタイムリーに確認できるようになり、意識のズレが解消され、プロジェクトのスムーズな進行が可能となったのです。

また、TCには複数の関連部門が存在し、効率的なコミュニケーションにも課題がありました。MSOLは各部門の間に立ち、コミュニケーションの橋渡しを行い、円滑なプロジェクト運営を実現しました。結果として、PMO支援により、プロジェクトの推進力と組織力が大幅に向上しました。

TCのコンシューマー事業部エネルギーマネジメント事業室室長・中嶋博之様に、MSOLのサービス導入の経緯や今後の期待などについてお話を伺ったインタビュー記事もMSOLのWebサイトに掲載されています。

MSOLは、数多くの実績をもとに経営層から現場までのプロジェクトを成功に導く幅広い支援を行っています。社会のマネジメントのプラットフォームを目指し、組織改革と個人の成長を促進することを理念としています。