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女優にして画家のETE PIN（松宮なつ）が、2022年8月25日から31日まで、東銀座の東劇ビルで初の個展「なつの晴展」を開催しました。この個展は、ETE PINにとって画家としてのデビューとも言えるもので、3日間で出展された17点のすべての作品が完売という快挙を成し遂げました。

「なつの晴展」は、ETE PINが自身の名前の一部である「夏」と、女優としての活動名「松宮なつ」を掛け合わせた作品展です。会場では、これまでに描きためた作品に加えて、新作7点が展示されました。特に目を引くのは、彼女が動物をテーマにした作品群で、多彩な色使いと夢幻的なタッチが特徴的です。中でも象徴的な作品「夢をわたる」は、ETE PINのアートスタイルを存分に感じられるもので、観客に強い印象を残しました。

ETE PINは、2013年より女優として活動をしてきましたが、2018年にアメリカのシンガー、オースティン・マホーンのアフターライブで油絵の作品が採用されたことをきっかけに、本格的にアーティストとしての道を歩み始めました。アーティスト名の「ETE PIN」は、フランス語で「夏」と「松」を意味します。彼女の作品には、幼少期からの思い出が色濃く反映されており、特にワニをテーマにした作品には特別な愛着を持っています。ETEPINは、「ワニが怖いというイメージとは逆に、私の作品では無邪気で可愛らしい存在として描きたい」と語り、観る人々に穏やかさを届けることを目指しています。

購入済みの全作品は展示が継続される予定で、会期中の土日にはETE PIN本人が来場し、観客との交流の機会も提供されました。また、会場では新作の注文も受け付けており、すでに企業や個人から何件かのオーダーが入っているとのことです。彼女は、今後も展覧会を開き、画集や絵本の出版を目指す意向を示しています。

今回の個展は、ETE PINの絵画活動の新たなスタート地点であり、未来の作品展示や発表に期待が寄せられています。アートを通じて、観る人の心を和ませることをテーマに活動を続けていく彼女の姿勢に、多くのファンやメディア関係者も注目しています。

ETE PINの今後の活動から目が離せません！

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