シンガー弌誠が語る『モエチャッカファイア』の裏話と音楽の世界観

12月10日（火）に放送されたFMヨコハマのラジオ番組「Tresen」では、シンガーソングライターの弌誠（いっせい）さんがゲストとして出演しました。彼の楽曲『モエチャッカファイア』は、最近急成長を見せており、YouTubeの再生回数はなんと4300万回を突破。新たなヒット曲の制作背景や独自の音楽スタイルについて、興味深い話を伺いました。

番組の中で、DJの植松哲平さんは『モエチャッカファイア』が人気ゲーム『ゼンレスゾーンゼロ』のキャラクター、エレン・ジョーからインスピレーションを受けた楽曲だということを質問します。それに対して弌誠さんは、エレンというキャラクターの愛らしさを表現したいという思いで楽曲を制作したと話しました。このキャラクターはいわゆる“やる気のないメイド”で、「全然仕事をしてくれない」様子をどう音楽で表現するかを考え、まずは低い声で「萌え、萌え、萌え」と唱えるというユニークな発想を思いついたそうです。

また、楽曲の自由な展開について質問された際には、アレンジを担当したnecchiさんとの協力が大きかったと語ります。彼らは常識にとらわれず、さまざまな音で表現することが好きなアーティスト同士です。そのため、特に意識しなくても自然とユニークな楽曲が完成したとのこと。弌誠さんは「2人の感性が融合した結果」と述べています。

さらに、タイトル『モエチャッカファイア』についての話も興味深かったです。弌誠さんは、エレンが作る食品メニューのような名前を考えたかったと明かしました。「モエチャッカファイアでーす」といった感じに。実際には、スターバックスのメニューをイメージしてしまったとのことで、あまりにも美味しそうな響きに会場は大爆笑。彼は「これを聞いたら買いたくなりませんか？」と無邪気に笑っています。

弌誠さんの独特な視点での音楽制作方法や彼の持つユーモアが、番組を通じて光り輝いていました。さらには彼のワンマンライブの開催も決定しており、2025年8月に実施される予定です。そのライブではドレスコードとしてメイド服を想定しているという噂も。これはファンにとって、とても楽しみなイベントとなりそうです。

最後に、今回のエピソードはradikoの「タイムフリー30プラン」で30日間視聴可能です。音楽の裏話や弌誠さんの魅力を存分に楽しめる内容となっています。神奈川県を拠点とするFMヨコハマの公式サイトやradikoでぜひチェックしてみてください。

【FMヨコハマの詳細】