新シリーズ「PARFUM EX」始動、第一弾「BOTAN－牡丹－」が伊勢丹新宿店で先行発売

新作香水「PARFUM EX」始動

PARFUM SATORIから新たに始まった「PARFUM EX」シリーズの第一弾、「BOTAN－牡丹－」が、10月8日より伊勢丹新宿店にて先行発売される運びとなりました。この新作は、香水イベント「サロン・ド・パルファン 2025」に合わせて発表されるもので、一般発売は10月21日から公式オンラインショップおよび直営店で開始されます。

EXの意味とデザイン

新シリーズ名「EX」は「Extrait（濃厚な香水）」「Experience（記憶に残る体験）」「Extraordinary（非日常の特別さ）」の三つの言葉から派生しています。このシリーズでは、肌に穏やかに残る“余韻の香り”を追求。高濃度ながらも軽やかに香る点が特徴的で、その香りが最も引き立つよう工夫を凝らした処方が施されています。

「BOTAN－牡丹－」は、日本の美意識を反映した香りで、強い主張を持たず、まるで気配のように漂います。日本の伝統的な花の象徴である牡丹をテーマに、陰翳の中に絢爛さを見出すような香りとして設計されています。これは、結い上げた髪をほどく瞬間に花びらが開くような、繊細で美しい余韻をイメージしています。

香調と特徴

「BOTAN－牡丹－」の香調は、スパイスの微かな気配を背景に持ちながら、オレンジの花とローズエッセンスがやさしく漂います。その後、ヘリオトロープと落ち着いたウッディノートが香りに深みを与え、甘く残る体温のように、ふわっとした余韻が感じられます。このフレグランスは、華やかさと渋さが交差し、性別を問わず誰もが愛される香りとなっています。

商品情報とパッケージ

- 商品名: PARFUM EX「BOTAN－牡丹－」
- 種別: パルファン（Extrait de Parfum）
- 容量/価格: 30mL／39,600円（税込）
- 発売日: 2025年10月8日（先行発売）、10月21日（一般発売）

パッケージは、黒の艶消しボトルから成り、印籠型の黒い桐箱に収められています。この桐箱は、日本伝統文化を象徴し、美しいデザインとの融合がなされています。また、金色の外箱は保管性に優れ、光や湿気から守る役割も果たします。

大沢さとりの考え

PARFUM SATORIの創業者で調香師の大沢さとり氏は、日本人の感性を最大限に引き出す香りの探求を行っています。彼の背景には、和の伝統文化への深い理解があり、それを基に新たな香りを生み出す努力が続けられています。これは、ただ単に香料をブレンドするのではなく、日本の美意識や感性を表現するものでもあります。

まとめ

新作「BOTAN－牡丹－」は、PARFUM SATORIの魅力を満載した一品です。ぜひ、香りを体験したい方は、10月8日から伊勢丹新宿店での先行販売に足を運んでみてはいかがでしょうか。また、詳細情報や購入に関しては、公式ウェブサイトをぜひご覧ください。香水はただのアイテムではなく、私たちの記憶に残る素晴らしい体験をもたらすものです。