WOGOが現場DX EXPO 秋で3D技術とAIの融合を披露
株式会社WOGOが、2025年10月22日から24日まで開催される「Japan DX Week 第2回 現場DX EXPO 秋」に出展し、建設・製造業界に向けた画期的な製品を発表します。この自社技術は、3Dモデルの自動生成とロボットとの連携を通じて現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させることを目的としています。
目玉はTRANDIMと3Dスキャンソリューション
展示の主軸は、2D図面から3Dモデルを自動生成する「TRANDIM」と、お手持ちのスマートフォンや産業用機器で利用可能な「3Dスキャンソリューション」です。これにより、生産プロセスの効率化とデジタルデータの活用促進が見込まれています。
1. 2D図面からの3Dモデル自動生成
「TRANDIM」は、これまで手間のかかっていた複雑な設備機器の3Dモデル作成を自動化します。この技術により、最大90%の作業時間短縮が実現され、従来の手作業によるボトルネックを解消します。DXFやDWG形式の2D CAD図面をもとに、設備部品の3Dモデルを高速で生成し、簡単なインターフェースで必要に応じて編集も可能です。この自動化は、建築設備業界のBIM(Building Information Modeling)導入を加速させ、業界全体の生産性向上とコスト削減に寄与することが期待されます。
2. 高精度な3Dスキャンを実現
次に取り上げるのは、3Dスキャンソリューションです。この技術は、携帯型アプリから産業用途まで幅広く活用され、高精度な3Dデータを迅速に生成することができます。「WIDAR」というスマートフォンアプリは、クリエイティブな用途からビジネス利用まで、誰でも手軽に高精度な3Dデータを作成できる点が特徴です。さらに、産業向けのソリューションでは、スキャン後のデータ処理をAIで自動化し、業務効率を飛躍的に向上させることができます。
ロボットとの連携による業務自動化
展示ブースでは、「Unitree Go2 Air」や「Open Duck Mini」と名づけられた自作ロボットも披露され、3D技術とAIの連携による業務自動化の可能性を実機デモで体験できます。このようにロボット技術を導入することで、業務プロセスの自動化が促進され、人手不足という昨今の課題にもアプローチします。
WOGOのビジョン
WOGOは、「3D×AI技術で、日本のモノづくりを加速する」というビジョンを掲げ、新たな技術の導入を進めています。会社は2021年に設立され、東京大学出身のメンバーによって構成されており、迅速な実装力と多様な技術理解に基づいた革新的なアプローチが強みです。
展示会情報
この展示会の詳細は以下の通りです。
- - 展示会名: Japan DX Week 第2回 現場DX EXPO【秋】
- - 主催: RX Japan株式会社
- - 会期: 2025年10月22日(水)〜24日(金) 10:00〜17:00
- - 会場: 幕張メッセ 1~8ホール(千葉市美浜区中瀬2-1)
- - ブース番号: A-15-56
WOGOの技術がどのように建設・製造業の未来を変えていくのか、ぜひブースで実際のデモを体験されてください。