ペッツファーストが動物感謝デーでマイクロチップ無償装着を実施

ペッツファーストの新たな取り組み

ペッツファーストグループは、犬と猫に対してマイクロチップの無償装着を行い、ペットの殺処分数削減を目指しています。10月1日に東京都の駒沢オリンピック公園で開催された「2011動物感謝デーinJAPAN」にて、同社は日本獣医師会主催のブースでこの活動を実施しました。

このイベントでは、211頭の犬と猫にマイクロチップを無料で装着し、大きな成果を上げました。ペッツファーストは2006年4月から、すべてのペットにマイクロチップを装着する取り組みを開始し、2010年からは様々なイベントに参加して普及啓発に努めています。

マイクロチップの意義

マイクロチップは、直径2mm、全長12mmの円筒形で、内部にはICチップが封入されています。このチップには15桁の番号が付与され、世界で唯一の識別番号となります。チップは皮膚の下に埋め込まれ、動物病院や保護施設で読み取ることができます。これにより、ペットが迷子になった際、飼い主と再会する手助けとなるのです。

今後の展望

ペッツファーストグループは、今後さらに活動を拡大し、多くのペットがマイクロチップを装着できるよう取り組む方針です。その一環として、提携動物病院や獣医師の募集を開始しました。参加を希望する病院や獣医師には、マイクロチップの無償装着活動に賛同し、共に取り組むことが求められています。

提携病院の拡大や各種ペットイベントへの出店だけでなく、動物保護団体や行政との連携も視野に入れ、さらなる普及を図る考えです。最終的には、1万頭へのマイクロチップ装着を目指しています。

ペッツファーストについて

ペッツファーストグループは、2008年に設立され、現在までに全国78店舗を展開しています。代表取締役社長の正宗伸麻氏がリーダーシップを取り、従業員数は約450名。年間の販売頭数は約2.5万頭にのぼり、ペットの命を守るための活動を続けています。マイクロチップの普及は、その使命感の現れです。

この取り組みがペット業界に新たな風を吹き込み、動物たちの命を救うことにつながっていくことを願っています。