五感を刺激する音楽体験！仙台でポップアップストア「LOVE AT FIRST」レポート

音楽、感覚、体験が交差する「LOVE AT FIRST」の世界

2023年に仙台で魅力的なポップアップストア「LOVE AT FIRST」が登場し、多くの参加者を引き寄せました。これは、glo™とHypebeastがコラボレーションによって実現したもので、音楽や映像、香り、食事といった五感を刺激する体験が盛りだくさん。新デバイス「glo™ Hilo」の発売を祝う場として、様々な体験型コンテンツが展開されています。

会場には、有名なファッションキュレーターである小木“POGGY”基史氏による「STYLE」や、世界一のフーディー浜田岳文氏の「TASTE」に関連する招待制ワークショップも用意され、訪れた人々は自分自身のスタイルや感覚を見つける貴重な機会を得ました。
そして、最終日である7月1日には、音楽プロデューサーの☆Taku Takahashi（m-flo）が「BEAT」をテーマにしたワークショップを実施。会場には多くの音楽ファンが詰めかけ、盛況を極めました。

音楽制作のリアルな瞬間

このワークショップでは、glo™ Hiloが持つ「洗練」「自己表現」「感性への刺激」というキーワードを基に、音楽制作のプロセスを参加者に体感してもらうことが目的でした。☆Taku Takahashiは、20分以内に即興で楽曲を制作するという挑戦を行い、その様子を訪れた人々に直接見せることで、音楽がどのように創造されるのかをリアルに伝えました。

参加者たちは、まず音楽制作に必要なツールや技術について学びます。☆Takuは、m-floの最新曲「EKO EKO」を例に取り上げ、楽曲の構造や各音のパーツについて丁寧に解説。これによって参加者は、音楽制作の奥深さに触れ、さらに興味を持つことができたでしょう。

20分で作曲！

次に、音楽制作の実践とし、「20分で作曲チャレンジ」が始まりました。これは心理学者アーサー・アーロンが提案した「20分で恋に落ちる方法」にインスパイアを受けた企画で、参加者は2つのジャンルカードを引いて、その組み合わせに基づいて楽曲を作るという内容です。

今回選ばれた組み合わせは、「Trap」と「演歌 / 昭和歌謡」。この意外な組み合わせに場内は驚きの声が上がりました。☆TakuはAIを活用して音楽制作を進める計画を立て、Trapビートに昭和歌謡の要素を組み合わせるというクリエイティブな試みを行います。

AIを活用した新しい音楽のかたち

楽曲制作の過程では、AIを使った昭和歌謡の部分を生成しながら、Trapビートを構築していくという画期的なスタイル。☆Takuは、AIに「昭和歌謡っぽい曲」を生成するためのプロンプトを入力。楽しげなテーマでAIが生成した楽曲とTrapビートを組み合わせる過程は、参加者にとっても新しい体験となりました。

AIから生成された楽曲を基に、☆Takuはパッドを叩きドラマティックな音を作り上げていきます。途中で時間が足りなくなる場面もありましたが、☆Takuのリクエストでタイマーが延長されることに。その結果、完成した楽曲は参加者たちに大きな拍手で迎えられました。

音楽体験のクライマックス

セッション終了後は、DJ YOSUKEが流す爽やかなトラックが会場に広がり、☆Takuと参加者たちとの交流が生まれる等、和やかな雰囲気となりました。その後、カイリー・ミノーグの「Love at First Sight」が流れ、参加者は愛やつながりを感じる温かい余韻に浸ることができたでしょう。この「LOVE AT FIRST」というテーマは、音楽によって人と人とが結びつく力を示しました。

今後glo™とHypebeastは、さらなる創造性を刺激するプロジェクトを展開していく予定。これからの動きにもぜひ注目したいところです。