Ms. Engineer資金調達
2022-01-20 12:00:07

女性エンジニア育成「Ms. Engineer」が7500万円の資金調達を成功し新たな挑戦へ

資金調達を実施したMs.Engineerの取り組み



女性向けエンジニア育成プログラム「Ms. Engineer」が、シードラウンドにおいて7500万円の資金調達を実施しました。今回の資金を活用して、女性のエンジニア教育プログラムの質を向上させ、より多くの女性ハイクラスエンジニアの輩出を目指しています。

調達資金の活用目的


調達した資金は主に次の二つの目的に利用されます。

1. 人材採用の強化
「Ms. Engineer」事業の運営を支える人材を新たに採用し、さらに多くの女性がエンジニアとして活躍できる環境を整えること。

2. 戦略的パートナーシップの推進
日本のIT業界でのジェンダーギャップ解消に賛同する企業と提携し、受講者に特別な就業機会を提供するとともに、実践的な経験を積む場を提供すること。

社会が抱える問題とMs. Engineerのビジョン


Ms. Engineerの代表、やまざきひとみは、コロナ禍によって悪化した女性の雇用環境に危機感を抱き、このプログラムを立ち上げました。情報によると、最近、日本の女性の雇用者数は男性の4倍の速さで減少しており、休業者の割合も男性の3倍に達しています。また、自殺者の数は過去5年間と比較して3倍に増加しているとのことです。これは深刻な社会的課題です。

彼女は、IT業界に目を向けると、エンジニア不足が顕著であり、2030年までに約50万から70万人のエンジニアが不足する見込みであることを指摘しました。しかし、現在の女性エンジニア比率はわずか2割にとどまっています。この状況は、女性がエンジニアとしてのキャリアを築くチャンスをもたらすものです。

Ms. Engineerのカルチャーとその影響


現在、Ms. Engineerはオンラインプログラミングブートキャンプを展開しており、受講生は未経験から最短6か月でエンジニアとしてのスキルを習得する環境が整っています。このプログラムでは、特に女性に焦点を当てたサポート体制を提供し、女性ならではのライフスタイルに配慮した学びを実現しています。

受講者は、20代から50代まで様々な年代の女性が参加しており、現在までに37名が受講しています。未経験からエンジニアを目指している女性たちにとって、Ms. Engineerは刺激的なロールモデルや支えとなる存在です。

今後の展望


資金調達を経て、今後Ms. Engineerは更に多くの女性をエンジニアとして育てていきたいと考えています。また、現在2期生を募集しており、オンラインでの講座はいつでも参加可能です。

これからも「リスキリングの力で世界を押し上げる」というビジョンの下、Ms. Engineerは活動を続けて参ります。全ての女性が自分の人生を自由に選び取り、エンジニアとして輝ける社会を目指して、弊社は誠心誠意取り組んでいきます。

会社情報

会社名
Ms.Engineer株式会社
住所
東京都千代田区九段南1‐5‐5九段サウスサイドスクエア4階
電話番号
03-6403-0510

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