原宿のパンク精神を纏ったVANSの新コレクション登場

VANSの新たな挑戦「HARAJUKU PUNK」

アクションスポーツのリーダーであるVANS（ヴァンズ）が、待望の新コレクション「HARAJUKU PUNK」の発売を2024年9月21日（土）に控えています。このコレクションは、日本のファッションシーンに強い影響を与えてきた加藤忠幸氏と中田慎介氏をゲストデザイナーとして迎えており、90年代の原宿のスタイルにロンドン・パンクの要素を加えた独自のラインナップが特徴です。

90年代テイストとロンドン・パンクの融合

今回の「HARAJUKU PUNK」コレクションは、原宿のストリートカルチャーから生まれたアイコニックなシルエットと、英国の伝統的なデザインであるグレンチェックを巧みに組み合わせています。フットウェアには、VANS PREMIUMシリーズの「PREMIUM SLIP-ON」を基にした2モデルが登場。パッド入りのアッパーには安全ピンやスタッドを用いたパンクファッションのDIY精神を表現し、アイレットをモチーフにした刺繍でドット柄を施しています。

機能性とスタイルの両立

アパレルのデザインは、都会的な実用性を重視したマルチインナーポケットの採用により、ファッションと機能性を両立しています。リバーシブルのパフコーチジャケットは、一面にクラシックなグレンチェック柄を配し、もう片面ではグレーとネイビーのシンプルな色合いを展開。MA-1風のスウェットジャケットは、グレンチェックの裏地に加えて多様なユーティリティポケットを設けています。これらのアイテムに施されたオレンジのタグとリングループは、デザイナーのシグネチャーとも言えるアクセントです。

キャンペーンフィルムの魅力

コレクションのプロモーションには、野村訓市氏が監修したキャンペーンフィルムが採用されています。テーマは「現代社会においても反骨精神を忘れず、社会に溶け込みながら牙をとぐ」。このコンセプトが表現された内容は、ユーモアがありながらも深いメッセージ性を感じさせます。特に、90年代の東京ストリートが持つサブカルチャーへのオマージュが見え隠れしています。

購入可能な店舗

「HARAJUKU PUNK」コレクションは、VANS公式オンラインストアやBEAMS JAPAN SHINJUKU、BEAMSのオンラインショップで販売が行われます。また、シューズに関してはMita sneakersや一部のBEAMSレーベル取扱店舗でも取り扱いがあります。

このコレクションは単にファッションアイテムではなく、ストリートファッションの根底にある反骨精神を体現したアートとも言えるでしょう。加藤氏と中田氏の視点を通して、東京ストリートファッションの新たな遊び心が表現された2024年の注目アイテムとして、ぜひチェックしてみてください。