コーセー二冠受賞
2026-05-20 10:35:52

コーセーが化粧品学術誌で二度の最優秀論文賞を受賞し注目の研究成果を発表

コーセー、化粧品学術誌でダブル受賞



株式会社コーセーの最優秀論文賞受賞が大きな注目を集めています。化粧品の学術団体が発行する「SCCJ誌」と「ACST誌」において、2025年度の最優秀論文賞を同時に受賞したことで、同社の研究力や技術革新が認められることとなりました。

口唇の状態に関する新発見



「SCCJ誌」で受賞した論文のタイトルは『口唇表面状態の連続観察による荒れ特徴解析』です。この研究は、株式会社コーセーの外尾恵美さんを中心としたチームによって行われました。口唇はバリア機能が乏しく、ケアが難しい部分ですが、リップクリームの効果を実感できていない人が存在することに着目しました。

この研究では、141名を対象にし、口唇の荒れ状態を観察しました。その結果、目に見える皮むけのある「状態A」に加え、皮むけはないものの、荒れを実感する「状態B」という新たなタイプがあることが分かりました。これは、従来のリップケアが想定している荒れのタイプとは異なるもので、リップケア製品の改良が期待されています。

特に、状態Aは水分量が低く硬い傾向がある一方で、状態Bは水分量が同じでも蒸散量が高いという結果が得られました。これにより、利用者に合った製品の開発が求められることが示されました。

肌の反射光に関する研究



次に、ACST誌で受賞した論文のタイトルは『Discovery of Global Common Denominators of Skin Reflectance that Enhance Attractive Impressions』です。株式会社コーセーの柿本涼さん率いるチームは、魅力的な印象を引き出すため、肌の分光反射率に着目しました。

この研究では、アジア系、コーカシアン、アフリカンアメリカンを含む多様な肌色データを解析し、肌の色を6つのカテゴリーに分類しました。さらに、多波長可変実験室で44名の実験参加者に照射された光のパターンを観察し、魅力的な印象を高める反射光パターンを3つ特定しました。具体的には、「紫または青」「オレンジまたは赤」「青と赤の両方」というパターンを見出しました。

各パターンを強調したファンデーションの開発も行い、連携して対人印象を向上させることが確認されました。これにより、コーセーは顧客が求める魅力的な印象を提供するベースメイク商品を手がける可能性を広げることが期待されています。

今後の展望



今回のダブル受賞は、コーセーの研究開発の先進性を示すものであり、今後も新たな価値提供に向けた努力が続けられます。科学的視点を持ちながら、高機能性の商品開発を目指し、顧客の期待に応える製品を創出していくことに注目していきたいです。


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会社情報

会社名
株式会社コーセー
住所
東京都中央区日本橋3-6-2
電話番号
03-3273-1511

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