「Moon Shine Cocktail Competition 2024」優勝者が決定！新たな才能が光る夜

「Moon Shine Cocktail Competition 2024」優勝者決定

2024年の12月3日、静岡県三島市の三嶋大社で開催された「Moon Shine Cocktail Competition 2024（MSCC）」が盛況のうちに幕を閉じ、バーテンダー部門と一般部門のそれぞれで新たなチャンピオンが誕生しました。この大会は、Drink Craft Spiritsをフィーチャーし、特に製品である「Distillery Water Dragon」の蒸留原酒（ムーンシャイン）を使ったカクテルの競演を目的としています。

バーテンダー部門優勝者は渡部海斗氏

バーテンダー部門では、ファイナリスト6名が参加し、自社のクラフトジン『Water Dragon Spirits』と『Distillery Water Dragonの蒸留原酒』をテーマに「Playful!!!」というコンセプトの元、魅力的なプレゼンテーションを交えたカクテル創作を行いました。見事、渡部海斗氏（Bar Prima）がこの部門の2代目チャンピオンに輝き、彼の優勝カクテル『Revival Key』が高く評価されました。

渡部氏は以前の大会でもファイナリストとして健闘しており、このリベンジを果たすことができ、感謝の意を表しました。「皆様のおかげでこの栄誉を手に入れることができました。次世代のチャンピオンにバトンをつなげるべく、これからも努力を続けます」と述べております。

一般部門には高橋和紀氏がチャンピオンに

今年から新設された一般部門では、初代チャンピオンとして高橋和紀氏が選ばれ、カクテル名『funny scent』を披露しました。彼はバーテンダーへの憧れからカクテルコンペティションにチャレンジし、予想以上の成果に驚きつつ喜びを分かち合いました。「偶然の幸運で残れただけで嬉しかったのですが、こうして受賞できるとは思ってもいませんでした」と彼のコメントがありました。

審査員の評価が高まる中、次回登場にも期待

審査員の一人である静谷和典氏は「全てのファイナリストが優勝したような気持ちになる大会だった」と振り返り、次代のバーテンダーにメッセージを贈りました。「やり続けることで得られるものがありますから、敗戦経験さえも新たな武器になるのです」といった励ましが印象的でした。

昨年のチャンピオンと共に

昨年のチャンピオンである大島創氏からも「この舞台で新たな才能が芽吹いていると感じました。次回もぜひ参加して、カクテルの可能性を追求してもらいたいです」とメッセージがありました。カクテルテーマ「Playful!!!」に沿って、個性溢れる作品が並び、観客も大いに賑わっていました。

来年もさらに盛り上がること間違いなし

業界内外から注目されるこのイベントは、参道でのクラフトスピリッツの楽しみ方を広める良い機会となり、三島の地域活性化にも貢献しています。来年の大会にも期待が高まります。

競技会を通じて、日本のカクテル文化の発展を支える意義を含んだ「Moon Shine Cocktail Competition」。来年の開催も急速に待たれます。