民泊運用代行の調査
2017-05-17 08:00:03
民泊普及を促進する新たなアンケート調査の実施について
日本における民泊市場の拡大に伴い、様々な課題が浮上しています。その中でも、民泊運用代行会社の選定は、多くの不動産オーナーにとって重要な決断の一つです。特に、近年の住宅宿泊事業法(通称:民泊新法)の施行により、非住宅型民泊を開始する際には登録された「住宅宿泊管理業者」への管理委託が必須となっており、これにより民泊運営の透明性が求められています。
こうした背景を持つ中、東京都中央区に拠点を置く株式会社くるみんぱくが、民泊運用代行会社に対する満足度調査を実施することを発表しました。この調査の目的は、民泊オーナーやホストからのフィードバックをもとに、最適な運用代行業者を見つける手助けをすることにあります。
調査は2017年5月17日から6月30日までの期間で行われ、対象者は実際に民泊運用代行会社を利用している不動産オーナーと民泊ホストです。アンケートはインターネット上で実施され、所要時間は約5分から15分程度とされています。
近年、民泊事業の運営に関しては、運用代行会社への依頼が一般的になりつつありますが、そこで浮かび上がっているのは、担当者の対応の遅さや稼働率の向上の難しさ、さらには経費請求に対する不安といった不満の声です。このようなフィードバックは、今後のサービス改善には欠かせないものです。
調査の結果は、2017年7月末までに迅速に集計され、回答者に対して速報が行われる予定です。その後、一般への公開も検討されています。これにより、利用者は安心できる運用代行会社の選択肢を持つことができるようになるでしょう。
株式会社くるみんぱくは、民泊の健全な普及を目指し、幅広い研修やコンサルティングサービスを提供しています。同社の代表である石井くるみ氏は、未来のクールな民泊の実現に向けて、包括的な支援を行っていく意義を強調しました。
さらに、日本橋くるみ行政書士事務所が持つ不動産関連ビジネスの許認可専門のノウハウも、民泊事業の運営において大きな強みとなります。特に、東京23区内の戸建住宅やシェアハウスにおける許可案件の実績は、同事務所が業界内で信頼される存在であることを示しています。
この調査が過去のデータを集約し、今後の民泊運用に関するトレンドやニーズを捉える一助となることを期待しています。これにより、より質の高いサービスが提供されるようになり、不動産オーナーと民泊ホストが安心して運営を行える環境が整うことになるでしょう。
民泊業界の今後の動向にも注目が集まります。運用代行会社の評価が適正に行われることで、業界全体が健全に成長することを願っています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社くるみんぱく
- 住所
- 東京都中央区日本橋兜町17-2兜町第六葉山ビル4階
- 電話番号
-
03-4405-6474