GPTechが目指す情シス部門の新たな未来
株式会社グローバル・パートナーズ・テクノロジー(GPTech)は、日本の企業が抱える情シス部門への評価低下を打破するための取り組みを進めています。4月1日の「April Dream」に賛同し、情シス部門を誇りを持って働ける組織に変革しようとする同社の意図は、情報システムの重要性が増す現代において極めて意義深いものです。
情シス部門の現状
日本の多くの企業において、情シス部門の評価は非常に低いのが現状です。例えば、株式会社インターネットイニシアティブが実施した全国情シス実態調査2024によると、約27%の回答者が「自分たちの成果が社内で評価されていない」と感じており、同じく約27%が「社内での存在感が薄い」と回答しています。デジタルトランスフォーメーション(DX)が言われる中、情シス部門の重要な役割が理解されていないことは深刻な問題です。
GPTechは、情シス部門が抱える問題の根底にあるのは「期待される役割」と「実際の業務内容」との間に存在するズレであると考えています。経営陣や業務部門が情シスに期待するのは、業務システムの導入ですが、実際の役割はもっと広範なIT共通基盤の運用・管理であるべきです。この基盤がなければ業務システムの効果的な運用はあり得ません。
GPTechの視点
情シス部門が本来果たすべき役割は、業務システムを支えるためのIT共通基盤を整備し、運用することです。多くの企業ではこの役割が軽視されがちで、業務システムの導入にばかり目が向けられています。これにより、情シス部門の本来の専門性や価値が発揮されない状況が続いています。
GPTechは、情シス部門の役割を明確にし、彼らが本来持っている価値を社内に発信することが必要だと考えています。また、情シス自身もそれを理解し、経営者に対して適切な提案を行うことで、自らの評価を高める必要があります。
具体的な支援サービス
GPTechでは、情シス部門をサポートするために以下のサービスを提供しています:
1.
情シス部門支援サービス: IT共通基盤の企画・整備・運用をサポートし、情シス部門が戦略的に機能できる体制の構築を支援します。
2.
IT調達ナビ: 無料でITガバナンス、業務改善に役立つコンテンツを提供します。特にシステム発注業務に関する詳細なガイドを掲載しています。
3.
ProcNavi™: システム投資を成功に導くためのツールで、発注者向けのナレッジを提供し、業務部門と情シス部門の役割分担を最適化します。
未来に向けた展望
GPTechは情シス部門の役割を正しく発信することで、彼らの成長を助け、誇りを持って働ける環境を整えたいと考えています。これにより、日本企業における情報システム調達の常識を変革し、DX推進の真の成功に貢献することを目指しています。
会社概要
株式会社グローバル・パートナーズ・テクノロジーは、2008年に設立され、人材・知識不足の課題を解決するために、ITユーザ組織の支援に特化しています。今後も社内情シスの役割の重要性を広め、企業の成長を後押しする活動を続けていく所存です。