シニア世代の医療保険加入状況と認知症に対する備えの実態調査
株式会社オースタンスが運営する国内最大級のシニア・中高年向けSNS『趣味人倶楽部』は、50代から70代の542名を対象に、民間保険の加入状況と認知症介護の費用への備えについて調査を実施しました。この調査から見えてきた現実は、シニア世代が抱える不安と認識のギャップを浮き彫りにしています。
認知症介護に対するコストの実態
認知症は、発病後4年以上の介護が必要になることが多く、その費用は500万円を超えることが一般的です。老後の備えとして多くのシニアが民間保険に加入している現状がありますが、その保険が果たして介護期の経済的リスクをどれほどカバーできているのでしょうか。
・医療保険は約7割が加入
・がん保険や死亡保険も加えれば、全体の4割から6割が保険に入っていることが分かります。しかし、認知症介護に500万円以上かかる場合の備えについては、約8割が「不足・不安・未検討」と答えています。これは、保険に入っていても介護期の出費に不安を感じていることを意味しています。
具体的な調査結果
調査の結果、医療保険に加入している377名に限定したもので見ても、75.3%が認知症介護の備えに対して「心もとない」と感じています。特に、民間保険に2種類以上加入している場合でも、74.8%が同様の回答をしており、加入の種類を増やしても心理的な安心感は得られていないようです。
シニア世代の実態と認識
シニア世代の多くは、医療保険に加入していることで安心感を得ていると認識しているでしょう。しかし、今回の調査結果からは、介護期に伴う経済的負担について具体的に考えたことがない方が多いのも事実。約8割が「不足・不安・未検討」と回答しており、これは介護に関する情報が正しく伝わっていないことによるものでしょう。
この現状を受け、株式会社オースタンスでは、保険や終活、介護関連の情報提供を行い、シニア世代が更なる理解を深められるよう努める姿勢を掲げています。会員向けの記事やセミナーを通じて、より多くのシニアに必要な保険情報を届けていくことが重要だと考えています。
シニアDXラボと『趣味人倶楽部』の役割
シニアDXラボは、ITを活用してシニア世代の生活に良い変化をもたらすために、さまざまな研究を行います。今回の調査を通じて、シニアが直面している実態を把握し、必要な情報を提供できるよう支援していくことが何より重要です。』
このように、シニア世代が安心して生活できるようなサポートをするための取組みが求められています。今後も、シニア層のためのさまざまなサービスを拡充し、社会全体で支える仕組みを整えていく必要があるでしょう。