スカイコムが提供するPDF編集機能を強化
株式会社スカイコムは、2024年8月19日から、Linux環境向けのPDF編集WebAPI「SkyPDF® WebAPI for Linux」をマイナーバージョンアップして販売します。この製品は、長い年月をかけて開発されたPDF技術を基盤としており、企業や開発者がPDFの機能を簡単に利用できるように設計されています。
新機能の概要
新バージョンでは、特に注目すべき機能が追加されています。まず、PDF/Aへの対応です。PDF/Aは、長期保存を目的とした電子文書の国際規格であり、これによりPDFファイルの変換が円滑に行えるようになります。具体的には、PDF/A-1からPDF/A-4まで、すべての規格に対応しています。特にPDF/A-4は最新の規格で、スカイコムが国内で唯一サポートするものであるため、業務上の需要に応える強力な武器となります。
安全性の向上
さらに新しい機能として、電子署名機能が追加されました。認証局から発行された電子証明書を使用することで、PDFファイルに安全に電子署名を付与することが可能になります。この機能は、ビジネスや法的な文書において、署名の真正性を確保するために非常に重要です。
システム構築と開発が容易に
「SkyPDF® WebAPI for Linux」を使用することで、Linux環境内のWebシステムやアプリケーションでは、REST I/Fを介してPDFドキュメントの制御が容易に行えます。これによって、開発者は短期間かつ低コストでのシステム構築が可能となり、ビジネスの効率化に寄与します。
スカイコムの理念と実績
スカイコムは、「安全・安心な電子文書化社会の実現に貢献」をスローガンに掲げており、PDFを中心としたソリューションを提供しています。自社開発のPDF技術で国内外に評価されており、多くの一般企業や金融機関、官公庁への納入実績があります。
最後に
新たにバージョンアップした「SkyPDF® WebAPI for Linux」は、PDF技術を活用して業務改革を進めたい企業にとって、極めて有益な製品です。スカイコムは、今後も時代のニーズに応える製品を提供し続けることで、電子文書の標準を牽引していくことでしょう。