「然－しかり－」が2024年サステナブルコスメアワードで2部門を制覇！

株式会社長寿乃里が展開するブランド「然－しかり－」が、2024年に開催されたサステナブルコスメアワードで、その取り組みが評価され、地方創生部門とアップサイクル部門の2部門で審査員賞を受賞しました。この賞は、SDGsの観点から評価される国内では唯一のアワードであり、人にも地球にも優しいコスメを表彰するものです。

然－しかり－よかせっけん

審査員賞を受賞した「然－しかり－よかせっけん」は、南九州で約25,000年もの間に形成された火山灰シラスを主成分としています。この天然のミネラルパウダーは、独自の加工を施され、シリカを豊富に含む練りせっけんとして生まれ変わっています。泡立ちの良さと濃厚な洗顔が特徴で、肌に優しい洗浄力を持ち、毛穴の汚れをしっかりと落とします。

審査員からは、その泡立ちの豊かさや使用感が高く評価され、小さな量でもリッチな泡が生まれることが驚きとして語られました。この洗顔料は、日本が誇る商品であると感動の声も寄せられています。

然－しかり－ぼんたんクレンジング

同じくアップサイクル部門で受賞した「然－しかり－ぼんたんクレンジング」は、鹿児島県の阿久根市産のぼんたんを使用した商品です。多くのぼんたん果実は、廃棄物処理をされていましたが、その果皮に含まれる天然洗浄成分リモネンを活用し、クレンジングオイルにアップサイクルしました。この製品は、天然成分が85％以上で構成されており、その香りと共に優れたメイク落とし力を持つと言われています。

受賞に際し、審査員からは、ぼんたんが関わるストーリーや、デザインの美しさにも注目が集まり、消費者にとってもリフレッシュできる体験を提供しているとの評価があります。

サステナブルな未来を目指して

長寿乃里は、これらの商品の開発を通じて、未利用資源や地域の特産品を効果的に活用し、持続可能な製品作りを推進しています。彼らの取り組みは、自然との調和や、地域の活性化に貢献しており、SDGsの実現へとつながっています。

さらに、2025年1月には、ルミネとコラボレーションし、「COSME Re-Go-Round STORE」を開催することも発表されました。このイベントでは、外装に傷や汚れのある商品などを特別価格で販売し、コスメの再循環を促進する試みが行われます。これにより、消費者の購買行動が持続可能な未来に結びつくことを期待しています。

「然－しかり－」の進化する取り組みと、持続可能で美しい未来への挑戦は、今後も注目です。化粧品に求められる価値がただの美しさにとどまらず、地球や社会に優しい選択肢が求められる時代に、長寿乃里の精神が息づいているのです。