コンヴァノ、Web3カンファレンスで日本の新戦略を発信

コンヴァノ、Web3カンファレンスでの発表概要

株式会社コンヴァノ（東京都渋谷区）が、アジア最大級のWeb3カンファレンス「TOKEN2049 Singapore」に登壇し、取締役の東大陽が唯一の日本人スピーカーとして貴重な講演を行いました。この大会は2025年10月1日から2日にシンガポールのMarina Bay Sandsで開催され、国内外から多くの投資家やメディア関係者が集まりました。

スピーカーとしての役割と内容

今回のカンファレンスには、日本人登壇者はいたものの、東が唯一のスピーカーとして舞台に立つことで、彼の発表は特に注目を集めました。彼は日本の暗号資産市場及びWeb3ビジネスの今後について詳しく語り、海外投資家たちに向けて新たな視点と戦略を提示しました。

主な発表内容:

1. Supercar Treasury戦略
- 発表した内容の一つに、コンヴァノが2025年7月から実施している「ビットコイントレジャリーストラテジー」がありました。この戦略は3つのフェーズで構成されています。第一フェーズでは、年末までに2,000BTCを目指し、第二フェーズでは2026年8月までに10,000BTCを獲得、最終的には2027年までに21,000BTCを超えることを計画しています。現在、コンヴァノは既に600BTC以上を保有しており、将来的には著しい拡大を目指しています。
- 戦略の「4輪」として、営業キャッシュフローの拡大、株価上昇による低希薄化ファイナンス、株主還元の実現（優待、配当、自社株買い）、マルチパスBTC戦略（現物取得、オプション、マイニングなど）についても紹介されました。

2. 事業ポートフォリオの成長
- ネイル事業においては、国内62店舗から年末には75店舗、さらに翌年には100店舗へと拡大する計画です。顧客のリピート率が80%に達していることから、強いビジネス基盤を持っています。
- また、コンサルティング事業ではPEファンドとの連携によりシナジーが生まれ、ヘルスケア事業については、導入クリニック数が60から300へ急増する見込みです。新たに厚労省の承認待ち製品も控えており、今後が非常に楽しみです。
- 投資・アドバイザリー事業においても医療関連企業の買収とコンサル連携による新たな成長を加速しています。

3. グローバル視点での展望
- 海外の投資家に向けて、「財務×事業成長」の両立モデルを強くアピールしました。特に、「ビットコインで守り、事業で攻める」という独自の戦略を通じて、コンヴァノ独自の成長モデルを示しました。

今回の意義

このように、コンヴァノの登壇はWeb3の舞台で日本発のユニークな財務戦略や事業モデルを紹介する貴重なチャンスとなりました。日本人スピーカーが海外の舞台で自国の市場の可能性をアピールすることは、今後の国際的な認知度向上に寄与することでしょう。

株式会社コンヴァノについて

コンヴァノは「新しい価値の創造と機会の拡大」を理念に、美容・ライフスタイル分野で多角的な事業を展開しています。特に、全国に展開するネイルサービスチェーン「FASTNAIL」においては、デジタル・マーケティングやAIシステム開発を駆使し、新たなビジネスモデルの構築に取り組んでいます。今後もWEB3インフラの進出を目指し、日本発の次世代プラットフォーマーとしての成長を追求しています。