小児がんシンポジウム
2025-09-04 10:05:24

小児がんの治癒率向上を目指す第5回国際シンポジウムが開催されます

小児がん国際シンポジウム、第5回目の開催



2025年9月7日、東京の国立がん研究センターにおいて、NPO法人小児がん・まごころ機構(MOCC)が主催する『第5回 小児がん国際シンポジウム WHO GICC in TOKYO 2025』が開催されます。これは、世界中の小児がんの治癒率向上を目指す重要なイベントです。今年のテーマは「2030年までに世界の小児がんの治癒率を60%以上に」というもので、国内外の医療従事者や患者家族、支援者たちが集まり、さまざまな課題に対する議論と交流が行われます。

小児がんの治癒率の現状


小児がんは、毎年世界中で約40万人以上の子どもたちが新たに診断されます。先進国においては治癒率は80%を超えていますが、発展途上国ではその率は20%程度にとどまるという現実があります。この大きな医療格差の是正は、国際的な取り組みが求められる重要な課題です。

MOCCは、日本の医師・中川原章が代表理事を務め、アジアを中心に国際連携の強化に向けた活動を進めています。今回のシンポジウムでは、国内外から専門家や患者家族が参加し、成功事例や課題を共有し、解決策を模索する場となります。

イベント概要

  • - 名称: 第5回 小児がん国際シンポジウム「WHO GICC in TOKYO 2025」
  • - 日時: 2025年9月7日(日)14:00~17:00
  • - 会場: 国立がん研究センター 研究所1階 大会議室(東京都中央区築地5-1-1)
  • - 形式: 対面開催
  • - 定員: 200名(先着順・事前申込制)
  • - 申込方法: 申込みフォーム

プログラムの構成

イベントは、14時に開会挨拶から始まり、国会議員や厚生労働省の代表が来賓挨拶を行います。その後、基調講演が予定されており、アジアでの小児がん治療成績の向上を目指す取り組みについての発表があります。さらに、特定NPO法人ジャパンハートによる講演や支援団体、医療者からの報告が行われ、アジアの小児がん患者や家族からのメッセージも紹介される予定です。最後には参加者全員での合唱も計画されています。

クラウドファンディングの開始

本シンポジウムの運営および小児がん患者支援活動の継続のため、クラウドファンディングも始まっています。支援金はイベント開催費用やアジアの医療支援、患者とその家族へのサポート活動に使用されます。詳細はこちらのページで確認できます。

主催と後援

本イベントは、MOCCをはじめ、アジア小児血液・がん学会(APHOG)、国際小児がん学会アジア部会(SIOP Asia)が主催し、厚生労働省や国立がん研究センターなどが後援しています。この機会にぜひ、皆様も小児がん治癒率向上のための取り組みに参加してみてはいかがでしょうか。

詳細な情報やプログラムなどは、MOCCのウェブサイトでも確認できます。MOCCのホームページ

お問い合わせ

NPO法人小児がん・まごころ機構の事務局に関するお問い合わせは、以下までご連絡ください。
電話: 03-5542-5005
メール: [email protected]

多くの方々の参加をお待ちしています。


画像1

画像2

会社情報

会社名
NPO法人小児がん・まごころ機構
住所
東京都中央区八丁堀2−26−9(システム環境研究所内)
電話番号
03-5542-5005

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。