新しい拠点「CEVEN LAB」の開設
株式会社八幡屋礒五郎は、2025年3月19日に七味唐からしの専門の研究開発施設「CEVEN LAB(セブンラボ)」を長野市にオープンします。この新しい施設は、七味唐からしに関する商品開発や、さまざまなコラボレーションの場として設計されており、食文化のさらなる活性化を目指しています。
CEVEN LABのコンセプト
「CEVEN」、この名称には特別な意味が込められています。七味唐からしの特徴である「素材・技術・人」の要素を組み合わせ、新たな味を創出することを目的としています。また、「CEVEN」の「C」は「7つのこと」を象徴しており、Seven(=7)と掛け算された形です。
7つの要素
施設内では、以下の7つの要素を重視し、それぞれの活動が展開されます。
1.
Chili pepper - さまざまな唐辛子の素材を知ることができます。
2.
Culture - 八幡屋礒五郎の豊かな歴史と企業理念に触れることができます。
3.
Create - 新商品やメニューの開発を実施。
4.
CPM - 他企業とのコラボレーション商品を共創。
5.
Communicate - お客さまや社員同士の交流の拠点として機能します。
6.
Connect - 生まれた商品の魅力を広めるためのPR活動。
7.
Change - 食卓に新たな価値をもたらす取り組みを行います。
施設の見どころ
エントランスでは、七味唐からしに使用される素材をモチーフにしたデザインパネルが並び、訪れる人々をお迎えします。初代の7種類から始まり、次第に種類が増える様子が目で楽しめます。
ブレンドキッチンでは、来訪者が自分だけのカスタマイズ七味を開発する機会が提供され、何度でも調整を重ねることが可能です。特に、素材や香りを実際に体感できる絶好の環境が整っています。
さらに、
スパイスギャラリーでは、7つの主要素材に加え、約40種類の他のスパイスを取り揃えています。これにより、お好みの素材を自由に組み合わせることで、無限の可能性を探求できます。
アイテムライブラリーでは、八幡屋礒五郎がこれまでに展開してきた製品の中から、人気商品やコラボ商品を振り返ることができます。
ヒストリーウォールでは1736年の創業以来の歴史を辿ることができ、企業の進化と挑戦への意欲が感じられます。
利用について
CEVEN LABは一般開放されておらず、利用を希望される方は事前に連絡が必要です。所在地は長野市柳町にあり、利用時間は平日の9時から17時まで、土日祝日はお休みとなっています。
この新施設は、八幡屋礒五郎が掲げる「食文化の発展」という目標を一層強化するための重要なプロジェクトであり、多くの人々に愛される七味唐辛子の新たな価値を提供する場となることでしょう。今からオープンが楽しみですね!